サイトアイコン IT NEWS

Ankerの大人気モバイルバッテリー、初代や2代目を超える使いやすさに納得【比較】

Anker_511_comp_8
 
Anker Japanが2022年6月24日に発売して以来、大人気により入荷してもすぐに売り切れとなってしまうモバイルバッテリー搭載USB充電器「Anker 511 Power Bank(PowerCore Fusion 5000)」(以下、Anker 511 Power Bankと記載)を、これまで愛用してきた同社の歴代モバイルバッテリー搭載USB充電器と比べてみました
 
結果、大人気も納得の使いやすさで「最も使うモバイルバッテリー」に昇格、追加購入予定です。

「Anker 511 Power Bank」と愛用中の製品を比較

筆者が「Anker 511 Power Bank」を試すまで愛用していたモバイルバッテリー搭載USB充電器は、レビュー報告した、Anker PowerCore III Fusion 5000、Anker PowerCore Fusion 5000、Anker PowerCore Fusion 10000です。
 
他に所有しているAnker PowerCore Fusion Power Deliveryは、これら3製品より大きいため、最近は使っていません。
 
Anker JapanよりAnker 511 Power Bankを提供いただきましたので、各製品を比較しました。

使って納得、人気の理由

Anker 511 Power Bankを使ってみて、下記の理由によりその人気にも納得、今では普段使いも出張時もこの製品が最も活躍しています。
 
▼ 軽くて小さい
▼ 収納しやすい形状
▼ 優れた充電出力
▼ USB-C端子1つでも不便さは感じない
 

 

大きさと重さを比較

愛用してきた3製品の大きさと、やっと入手したAnker 511 Power Bankの大きさを比べてみます。
 

製品名 Anker
511 Power Bank
Anker
PowerCore Ⅲ
Fusion 5000
Anker
PowerCore
Fusion 5000
Anker
PowerCore
Fusion 10000
縦幅 113ミリ 78ミリ 72ミリ 82ミリ
横幅 30ミリ 71.5ミリ 70ミリ 82ミリ
厚さ 30ミリ 30ミリ 31ミリ 35ミリ
体積
(試算)
約102平方センチ 約167平方センチ 約156平方センチ 約235平方センチ
重さ 約170グラム 約176グラム 約189グラム 約278グラム
バッテリー
容量
5,000mAh 4,850mAh 5,000mAh 9,700mAh

 
Anker Japanが発表している外寸から体積を試算した結果、かなり小型化しているのがわかります。
 

 

収納しやすい形状

Anker 511 Power Bankは体積が小さくなっているだけではなく、形状も工夫されています。
 
本製品はこれまでのものと異なり、細く縦に長いリップスティック型になりました。そのため、バッグや収納ポーチの空きスペースへの収まりが良くなっています。
 
また、本製品には本体一体型のストラップが付いており、取り出しやすい工夫がなされています。
 

 

 

優れた充電出力

モバイルバッテリーとして使用する場合、Anker 511 Power BankのUSB-C端子の出力は最大20ワット(W)で、Anker PowerCore Fusion 10000と同等、Anker PowerCore III Fusion 5000の18W、Anker PowerCore Fusion 5000の15Wよりも優れています。
 
そのため、20W USB-C PD出力が求められるような製品の充電にも安心して使うことができます。
 

接続端子 Anker
511 Power Bank
Anker
PowerCore Ⅲ
Fusion 5000
Anker
PowerCore
Fusion 5000
Anker
PowerCore
Fusion 10000
USB-C 20W 18W 20W
USB-A 12W 15W 15W

 
上記の出力は、各端子1つを使用した、モバイルバッテリーとしての出力です。
 

USB-C端子1つでも不便さは感じない

これまで購入してきたAnker製モバイルバッテリー搭載USB充電器には、USB-A端子も備わっていました。新たに導入したAnker 511 Power Bankには、USB-A端子は搭載されておらず、USB-C端子のみです。
 
この点に多少の不安がありましたが、各種充電ケーブルもUSB-C端子を持つものが広く普及したので、特に問題ありませんでした
 
USB-A端子を追加搭載した場合、筐体が大きくなると懸念されます。それよりも、端子を1つにしたことによるコンパクトさのメリットの方が大きいと評価します。

カラーバリエーション追加に期待

筆者宅では家族を含めると、今回比較した製品の他に、Anker PowerCore Fusion 5000が2台活躍しています。
 
Anker PowerCore Fusion 10000には後から本体カラー「ホワイト」が追加されています。
 
Anker 511 Power Bankにもホワイトや、海外で発売済みのブルーが追加されれば、家族間で使っている製品の見分けがつきやすくなると期待します。
 
筆者は、Anker 511 Power Bankを2台持ち歩き、出張用のAnker PowerCore Fusion 10000を置き換えようと考えています。リップスティック型の形状により、キャリーバッグの空きスペースに分けて上手く収められるからです。
 
カラーバリエーションがあればそうした場合も、使って空になったものとバッテリー残量があるものを区別するのが簡単になります(ブラック→ホワイトの順に使用など)。
 

 
AmazonのAnkerストアで品切れが続くAnker 511 Power Bankですが、2022年8月20日時点で、ヨドバシ・ドット・コムや、ケーズデンキのオンラインショップでは在庫ありとなっています。
 
Anker Japan公式オンラインストアでの販売価格(2022年8月20日時点)
 

製品 価格(税込)
Anker
511 Power Bank
4,990円
Anker
PowerCore Ⅲ
Fusion 5000
3,990円
Anker
PowerCore
Fusion 5000
3,590円
Anker
PowerCore
Fusion 10000
5,990円

 

 
 
参考ページ:Anker 511 Power Bank, Anker PowerCore III Fusion 5000, Anker PowerCore Fusion 5000, Anker PowerCore Fusion 10000, Anker(米国)
(FT729)

モバイルバージョンを終了