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Apple Store組合化の動きはオーストラリアにも飛び火

Apple Perth City
 
Apple Storeの組合闘争オーストラリアにも拡大し、Appleの従業員グループApple Together主催のZoom説明会が開催されている、と報じられています。

3回目の説明会が開催

Apple Together Australiaは、RAFFWU(小売・ファーストフード労働組合)が主催する3つのZoomミーティングシリーズの最新作を発表しました。RAFFWU主催の説明会は、ASU(オーストラリアサービス労組)が行った2回の説明会に続くものです。
 
RAFFWU主催の電話会議では、争議行為の仕組み争議行為を保護し合法化するために必要なステップ争議行為がAppleの交渉に与える影響について説明し、労働者からの質問に答えるコーナーも設けられる見通しです。
 
会議は8月25日に開催される予定です。組合化の動きはイギリスにも広がっている、と6月に伝えられていました。

Appleは十分利益を還元していないと主張

Apple Together Australiaは、Apple Storeでの組合化の理由について、下記のように説明しています。
 

ご存知のように、Appleはこの10年間で大きな変化を遂げました。同社は約3兆ドルの巨大企業に成長し、人類史上最も多くの利益を上げています。これは、同社が生み出す素晴らしい製品とサービスの結果であると同時に、あなたのような人々(店舗スタッフ)のおかげでもあります。(中略)
 
Appleはその成功を私たちと分かち合っていません。私たちの仕事を評価していないのです。(中略)
 
Apple社員は、1人当たり250万ドルという世界で最も多くの収益を上げており、Appleの報酬の中央値は68,254ドルとなっています。従業員報酬の中央値とCEO(最高経営責任者)の比率は1447対1です。(後略)

 
 
Source:Apple Together Australia via 9to5Mac
Photo:Apple
(lexi)

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