長らくWordPressを利用して記事を書いていますが、初めて奇妙な現象が発生しました。
それは、投稿ステータスを「公開」にしようと変更したのに、下書き状態から一向に変わることはありませんでした。
原因は不明でした。ただのバグだと思います。
変更できなくなる前
一言でバグと言っても、著者にはそうなる前の思い当たる行動があります。
それは、一旦間違えて公開してしまった後、すぐにステータスを変更して下書きに戻しました。
たったそれだけだったのですが…
その後に起こった現象で、ネットで検索しても何も情報が出てこなかったので、何かプラグインがらみのバグなのかなと思った次第です。
変更できない場合の解決方法
この記事を書いていて思ったのですが、下書きに残っているなら、下書きの内容を新規投稿にコピペするだけで良い話でしたね。
ですが、データベースの中身を見る良い機会でしたので、一応紹介したいともいます。
WordPressの公開ステータス
データベースを見る場所は、wp_posts
テーブルのpost_status
カラムになります。
ステータスの文字列によって意味が異なりますので以下を参考に。
WordPress がデフォルトで使用する 8 つの投稿ステータスがあります。公開済 (publish)
誰でも見ることができます。予約済 (future)
未来の日付に公開を予定されています。下書き (draft)
適切な ユーザーレベル を持つユーザーが見ることができる、未完成の投稿です。訳注:edit_others_posts 権限を持つユーザー(普通は 編集者 権限グループを割り当てられたユーザー)。承認待ち (pending)
publish_posts 権限を持つユーザー(普通は 編集者 権限グループを割り当てられたユーザー)による公開を待っています。非公開 (private)
管理者レベルの WordPress ユーザーだけが見ることができます。ゴミ箱 (trash)
ゴミ箱の中にある投稿は trash ステータスを割り当てられます。自動保存 (auto-draft)
編集中に WordPress が自動的に保存した リビジョン です。継承 (inherit)
子の投稿(添付ファイル/en や リビジョン)に割り当てられ、実際のステータスは親投稿のステータスによって決まります。投稿ステータス – WordPress Codex 日本語版
つまり、下書き状態(draft
)を公開済(publish
)に変えてあげればいいだけでした。
ありがとうございました。
- Original:https://minory.org/wp-post-status.html
- Source:Minory
- Author:管理者