今回ご紹介するのは、画像編集ソフトを使わずに、プログラムだけで簡単に画像の加工ができるようになるLaravelのパッケージ「Intervention Image」です!
なぜ、これを使おうと思ったかと言うと、以前紹介したPWAのアイコンやスプラッシュ画像を一括で作成するツールがあるにはあるのですが、自分好みに作りたかったからです。
また、写真を販売する際に一括でウォーターマークを入れるのにも使えそうです。
Intervention Imageのインストール
システム要件
Intervention Imageでは、正しく動作するために以下のコンポーネントが必要です。
- PHP >= 5.4
- Fileinfo Extension
そして、次のどちらかのライブラリを有効にしてください。
- GD Library (>=2.0)
- Imagick PHP extension (>=6.5.7)
Laravelでパッケージを利用する
まずは、Composerを利用してIntervention Imageをインストールします。
php composer.phar require intervention/image次に、config/app.php
を開き、providers
とaliases
に1行ずつ追加します。
'providers' => [
・・・
InterventionImageImageServiceProvider::class
],'aliases' => [
・・・
'Image' => InterventionImageFacadesImage::class
],
最後に、デフォルトではGDライブラリを使用するようですが、Imagickに切り替える場合は以下のartisanコマンドを実行して、
php artisan vendor:publish
設定ファイルを(config/image.php)このように書き換えます。
'driver' => 'imagick'
Intervention Imageの使い方
Controller側で呼び出して、
use InterventionImageImageManagerStatic as Image;
こんな感じで使います。
$img = Image::make('foo/bar/baz.jpg');
詳しい使い方については、全51個のAPIを試した猛者がいましたので、こちらを参考に。
ちなみに、リサイズしてウォーターマークを挿入する場合はこんな感じです。
$img = Image::make('foo.jpg')->resize(320, 240)->insert('watermark.png');
他にもたくさん便利な機能があります。
色々試してみたいです!
- Original:https://minory.org/larave-intervention-image.html
- Source:Minory
- Author:管理者