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自分専用のオンラインストレージならownCloudよりPydioが良かった

online-storage-pydio

先日、自宅WEBサーバーの実行環境が整ったので、Dropboxのような自分専用のオンラインストレージを構築したいと思います。
昔はクラウド上にファイルサーバーをと考えた時期もありますが、TB単位容量が欲しい場合だと全然足りないし、転送量制限やらもあり、かと言って月額料金払うくらいなら電気代だけで好きなようにできたらいいなと思いました。

自分専用のクラウドストレージを構築

PHPで動作するオープンソースの中から選定し、ownCloudから派生したnextCloudも有名ですが、候補はownCloudPydioの2つ。

Pydioを選んだ理由

Pydio

どちらも優秀で使ったこともあります。
タイトルの通り、結論から言うと「Pydio」を利用するのですが、選んだ理由が凄く分かりやすい記事がありましたので紹介します。

誰が使うのか?

参考サイトでは、両者を比較した結果ownCloudの方が使いやすいと書いていますが、使う側、つまりユーザー管理者、どちらの視点に立つかによると思います。

ownCloudはユーザー任せ、Pydioは管理者の操作が多い

引用:ownCloudとPydioをいっぺんに使ってみての比較 | 備忘ノート

逆に言うと、任せられたユーザーが実際に使う際、ownCloudは少々面倒でなのだ。
一方、管理者は最初に設定してしまえば、その後はずっと楽に使い続けることができるのだ。
つまり、共有することが目的ではなく、自分1人もしくは家族や会社、または友人・知人等の範囲で利用する場合はPydio
不特定多数にファイル共有サービスとして提供するならownCloudといった所だろう。
それは、ストレージ領域共有に対するの考え方の違いだと思います。

とは言えownCloudも捨てがたい

ownCloud


ownCloudを使った時に感じましたが、コミュニティでのプラグイン公開が盛んなことです。
例えば、写真スライドショーをしてくれるプラグインや、音楽動画ストリーミング再生ができるプラグインはとても画期的で利用価値が高かったと思います。
Pydioにも欲しい部分ですね。
また、ほぼ完全に日本語に対応しているし、操作面でも若干使いやすさを感じます。

まとめ

利用目的によっては、長所が短所短所が長所になるということ。
今回、著者の場合は自分1人、もしくは家族のみの共有しか考えていない。
ただ単純にファイルを保存できて、閲覧ダウンロードできれば良いので、プラグインなどない方がシンプルで使いやすいとも言える。
ファイル共有する場合も「ほら、共有するよ!」ていうより、「ここから勝手に取って!」の方が私向きで楽です。また、Pydioの最も優れた点として、管理は多少面倒であるが「面倒 = 難しい」ではないと言うこと。
ほとんど気になることもなく簡単に設定でき、特に保存先のディレクトリを設定する際は感動しました。
その辺りは、ownCloudの方が難しくてわかりませんでした。

Pydioのインストール方法

Pydio インストール

このサイトが詳しいので何も言うことはありません。

Pydioの他にも、ownCloudnextCloudのインストール方法に関する記事もありますので、ぜひ参考にしてみてください。

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