以前、D3.jsと言うJavaScriptライブラリを紹介しましたが、グラフの描画をするだけのライブラリではないので、グラフの描画をするだけにしては重く、学習コストもかかります。
そこで、もっと簡単でグラフの描画だけに特化したJavaScriptライブラリ「Chart.js」の使い方をご紹介します。
Chart.jsは優れもの!
Chart.jsは、一般的によく使われている棒グラフや円グラフ、折れ線グラフだけでなく、レーダーチャートやポーラーチャート、散布図など様々な型のグラフに対応しています。
さらに、昨今ではとても嬉しい、レスポンシブデザインにも対応していますので、スマホでも簡単に表示することができます。
機能面だけでなくデザイン性も高く、他のチャートライブラリより(個人的に)綺麗に見えます。
Chart.jsのサンプルを見てみよう!
Chart.js公式のサンプルがありますので、まずはこちらをご覧ください。
Chart.jsの入手と使い方
Chart.jsのJavaScriptファイルはGitHubから入手できます。
JavaScriptファイルをサーバーアップロードせずに使いたい場合は、CDNが便利です。
<script src="https://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/Chart.js/3.9.0/chart.min.js"></script>
Chart.jsの使い方については、公式のドキュメントをご覧ください。
canvasタグの対応ブラウザ
Chart.jsはHTMLのcanvasタグを使いますので、表示したいブラウザが対応しているかどうか確認しておきましょう。
Chart.jsの使い方
それでは、Chart.jsの基本的な使い方を説明していきます。
まずは、Chart.jsを読み込みます。
次にグラフを表示したいところにHTMLのcanvasタグを記載してidを指定します。
<canvas id="myChart"></canvas>
後は、JavaScriptでグラフの種類やデータを書いていきます。
var ctx = document.getElementById('myChart').getContext('2d');
var chart = new Chart(ctx, {
// The type of chart we want to create
type: 'line', // The data for our dataset
data: {
labels: ["January", "February", "March", "April", "May", "June", "July"],
datasets: [{
label: "My First dataset",
backgroundColor: 'rgb(255, 99, 132)',
borderColor: 'rgb(255, 99, 132)',
data: [0, 10, 5, 2, 20, 30, 45],
}]
}, // Configuration options go here
options: {}
});
Chart.jsのサンプル
最後に、CodePenに掲載されているサンプルを紹介します。
バージョンが1.x系ですが、使い方はほぼ同じなので参考になると思います。
また、オプションを使って少し違った使い方できますので、こちらも参考にしてみてください。
- Original:https://minory.org/chart-js.html
- Source:Minory
- Author:管理者