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ゲートを通ったら会計終了、スキャン漏れも防止。最新カート導入のスマートストアが福島に

近年は、来店者が自身で商品をスキャンして会計をおこなう「セルフレジ」が増えてきました。

しかし、セルフレジではうっかり商品をスキャンし忘れたり、うまくスキャンできなかったりすることもあるようです。

そこで株式会社トライアルカンパニー(以下、トライアル)は、セルフレジ機能とスキャン漏れ防止機能を搭載した「スマートショッピングカート(以下、SSC)」を導入。2022年8月24日(水)に、福島県郡山市に新たなスマートストア「メガセンタートライアル郡山八山田店(以下、郡山八山田店)」をオープンしました。

最大規模のスマートストアがオープン

※IoT機器の画像はイメージです

トライアルはこれまで、人物カウントや商品認識をおこなう「リテールAIカメラ」やSSCなどのIoT技術・AI技術を導入した店舗「スマートストア」を展開してきました。

そんな同社がSSC160台、デジタルサイネージ67台を導入し、最先端スマートストアとしてオープンしたのが郡山八山田店。

同店舗は、トライアルの店舗形態のなかでも最大規模のもので、トライアル店舗は福島県内で6店舗目の開業となります。

スキャンし忘れた商品を自動検知

郡山八山田店に導入するSSCは、付属するスキャナーで来店者が商品バーコードを読み取り、専用ゲートを通過するだけでキャッシュレス会計を済ますことができる買い物カート。

トライアルが展開するカートのなかでも最新型のものとなっており、従来のセルフレジ機能だけでなく「スキャン漏れ防止機能」を搭載しています。

来店者がスキャンし忘れた商品がカートのかごに入ると自動で検知し、カート上のタブレットにアラート表示。来店者は正しく商品をスキャンし直すことで買い物を続けられます。

さらに、来店者の属性や購買履歴などのデータを活用して、1人ひとりに最適な商品をAIが選択し、タブレット上でおすすめする「レコメンド機能」も搭載しているとのことです。

24時間顔認証決済や自動値下げを実施

トライアルは全国でスマートストアを展開するほか、IoT技術・AI技術を活用したさまざまな取り組みをおこなってきました。

※画像はイメージです


2022年4月には、福岡県で「トライアルGO脇田店 in みやわかの郷」を開店。24時間顔認証決済による年齢確認や、売り場カメラとAIによる商品の自動値下げを実現しました。

同年7月には、長野県の「スーパーセンタートライアル諫早店」にSSCを導入してリニューアルオープンしており、新店舗開設だけでなく既存店のスマート化にも注力してるようです。

今後もトライアルはさらなる小売市場の変革を進め、来店者の生活をよりよいものにすべく邁進していくといいます。

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(文・Haruka Isobe)

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