ソースネクスト株式会社は、2020年12月にAIボイスレコーダー「AutoMemo(オートメモ)」を、今年1月に「AutoMemo S」をリリースし、累計アカウント数3万以上を誇るオートメモシリーズを展開中。
そしてこのたび、「オートメモ」の専用アプリ単体で録音ができる新機能を追加しました。
録音データをテキスト化、検索も素早く
「オートメモ」は、デバイスで録音した音声データをクラウドに転送し、テキスト化してスマートフォン上で確認・再生できるプロダクト。音声データとテキストデータはクラウド上で保存されるので、データ管理も効率化できます。
大きなポイントは、確認したい録音データを簡単に見つけられること。キーワード検索によってすべての音声ファイルから必要なものを見つけたり、テキストから重要な部分の頭出しをしたりできます。
また、話題が変わるときなどにデバイスのブックマークボタンを押すと、より素早く内容を検索できるようです。
このほか、不要な部分をカットする分割機能や早送り・スロー再生機能、Google Driveなどへの自動連携機能、PCへのメール自動送信機能といった管理・共有に便利な機能も魅力でしょう。なお、72言語のテキスト化に対応しています。
デバイスなしでも録音・テキスト化が可能に
「オートメモ」は、デバイスで録音しアプリで確認・再生するという仕組みでしたが、このたびアプリで録音できるようになりました。これにより、デバイスを持っていない人でも、オートメモによる録音・文字起こしを利用できます。
デバイスは不要ですが、利用するには文字起こしサービスへの登録が必要。毎月1時間まで無料でテキスト化できるベーシックプラン、毎月30時間までテキスト化できるプレミアムプラン、1回のチャージで10時間分テキスト化する10時間チャージ、1回のチャージで100時間分までテキスト化する100時間チャージの4つから選択できます。
最新デバイス「オートメモ S」
「オートメモ」と同等の機能を備え、専用アプリなしでも利用できるのが最新デバイス「オートメモ S」。録音の状況や文字起こしの結果などをデバイス本体で確認できる2.83インチの大画面フルカラー・タッチパネル・ディスプレイを搭載した製品です。
「オートメモ S」は、進化したAI音声認識エンジンがテキストの自然な位置に句読点を入れることでテキストの読みやすさを向上。また、音声クリアAIでノイズを抑えて聞き取りやすさも向上しました。なお、これらのAI機能は従来のオートメモにも搭載されているようです。
ちなみに、オートメモ Sをアプリと連携させることもできます。
PR TIMES(1)(2)
「AutoMemo」
「AutoMemo S」
(文・Higuchi)
- Original:https://techable.jp/archives/184908
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口