インドで廉価スマートフォンを展開するJioPhoneは、2カ月以内に次世代無線サービスを導入する計画にあわせて、Googleとコラボし廉価5Gスマートフォンを発売する、と発表しました。
超お手頃価格の5G対応スマホ
Relianceの会長のムケシュ・アンバニ氏は同社の年次総会で、5Gネットワークをニューデリーやムンバイなどの主要都市で開始し、来年12月までにインド全土に拡大する予定である、と述べました。これにより、Jioの5Gネットワークは世界最大となる見通しです。
Reutersによれば、アンバニ氏はGoogleと共同開発しているスマートフォンは“超お手頃価格”になるとだけ述べたとのことです。インドでは現在、5G対応スマホは150ドル(約20,800円)程度で販売されています。
価格は100ドルを切る?
調査会社Counterpointのニール・シャー氏は、「5Gを幅広く普及させるには100ドル(約13,900円)以下の端末が必須であり、Jioはそれを行う正しい位置にある」と述べています。
4億2,000万人以上の顧客を持つインド市場最大の携帯電話会社であるJioは、今月初めに190億ドルの5G周波数オークションで110億ドル相当の電波を獲得しました。
Jioは2016年に廉価な4Gデータプランと無料の通話サービスでインド市場で価格競争を行い、その後Googleとパートナーシップを組みわずか81ドル(約11,240円)の4Gスマホを打ち出し現在の立ち位置を築いたことで知られています。
Source:Reuters
Photo:Jio
(lexi)
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania