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iOS15.6.1を入れたiPhone、バッテリーとベンチマークをテスト

iOS15.6.1 ベンチマークiAppleBytes
 
重要なセキュリティアップデートとして公開されたiOS15.6.1を、9モデルのiPhoneにインストールしてバッテリー持ちとベンチマークテストを実施した結果を、YouTubeチャンネルのiAppleBytesが公開しました。

重要なセキュリティアップデート、iOS15.6.1

iOS15.6.1は現地時間8月17日に公開されたアップデートで、Webブラウザのレンダリングエンジンの脆弱性への対応が盛り込まれており、Appleは「重要なセキュリティアップデート」として、すべてのユーザーに早期のアップデートを呼びかけています

 
YouTubeチャンネルiAppleBytesは、iOS15.6.1をインストールしてから12日後に、バッテリーテストとベンチマークテストを実施した結果を公開しました。
 
OSアップデート後は内部でデータの最適化処理が行われるためバッテリーの減りが早くなるといわれています。iAppleBytesはこの説に懐疑的で、従来のテストではアップデート2〜3日後にバッテリーやベンチマークのテストを実施していましたが、今回はインストールから12日経過後にテストしています。
 
バッテリーテストは、iPhoneのディスプレイの明るさの自動調整をオフにして、明るさを25%に統一してベンチマークテストアプリ「Geekbench 4」でフル充電から残量ゼロまで負荷をかけ続ける方法で実施しています。
 

 
テストに使用しているのは、iOS15.6のテストと同じく以下9モデルのiPhoneで、それぞれの新品時と比較したバッテリー最大容量は以下のとおりです。
 

 

 

バッテリーテストの結果

テストの結果、バッテリー残量が0になるまでの持続時間とバッテリースコアは以下のとおりでした。
 

モデル 持続時間 スコア
iPhone SE(第1世代) 2時間 47分 1,660
iPhone6s 3時間 39分 1,838
iPhone7 3時間 21分 1,974
iPhone8 3時間 46分 2,254
iPhone XR 4時間 43分 2,812
iPhone11 5時間 8分 3,071
iPhone12 5時間 59分 3,576
iPhone13 7時間 33分 4,520
iPhone SE(第2世代) 3時間 16分 1,956

 

 
バッテリーテストの結果、iPhone SE(第1世代)とiPhone8、iPhone11ではiOS15.6と比べてバッテリーの持ちが改善しており、特にiPhone8ではiOS14.4以来ベストの結果となりました。
 
一方、上記3モデル以外のバッテリースコアは低下しています。
 

各モデルのバッテリースコアグラフ

 
iPhone SE(第1世代)とiPhone6sの、iOSバージョン別のバッテリースコアの推移グラフはこちらです。
 

 
iPhone7、iPhone8のグラフはこちらです。
 

 
iPhone XR、iPhone11のグラフはこちらです。
 

 
iPhone12、iPhone13のグラフはこちらです。
 

 

ベンチマークテストの結果

「GeekBench 4」によるベンチマークテストの結果は以下のとおりです。
 

モデル シングルコア マルチコア
iPhone SE(第1世代) 537 981
iPhone6s 529 977
iPhone7 740 1,340
iPhone8 922 1,901
iPhone XR 1,105 2,251
iPhone11 1,324 3,130
iPhone12 1,580 3,995
iPhone13 1,715 4,518
iPhone SE(第2世代) 1,323 3,028

 

 

iOS15.6.1のテスト動画はこちら

iAppleBytesによる動画はこちらでご覧ください。
 

 
 
Source:iAppleBytes/YouTube
(hato)

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