警備サービス会社大手のセコムは、9月1日の「防災の日」に関連し、防災に関する意識調査の結果を公表しています。調査では、約95%の人がスマートフォン以外の連絡手段を有していないことが判明しました。
スマホ以外の連絡手段無し
セコムは8月24日、9月1日の防災の日に向けて日本全国の20歳以上の男女500人を対象に実施した「防災に関する意識調査」の結果を発表しました。
調査結果によると、95%以上の人が携帯電話やスマートフォンの通話機能が使えない場合に、代替の連絡手段を有していないことが判明しており、非常時の連絡もスマホ等に大きく依存している状況が浮き彫りとなりました。
大規模災害時には通信混雑等により、スマートフォンでの通話がつながりにくくなる可能性がありますが、代替の連絡手段を有していると答えた人は全体の4.4%に留まっています。
セコムIS研究所のリスクマネジメントグループに勤める研究員の濱田氏は、非常時に無料開放される公衆無線LAN「00000JAPAN」や携帯キャリア各社が提供する災害用伝言板サービス等を紹介し、災害時に何の連絡手段を利用するか、家族で事前に話し合っておくべきだとコメントしています。
また、スマートフォンの電源が切れた場合や、水没等で故障した場合に備え、家族の電話番号をメモしておくことも有効と紹介しています。
なお、連絡が取れない場合に備え、家族で災害時の集合場所を事前に決めておくことも防災対策の一つとして記載されています。
Source:セコム
(seng)
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania