エクストリームスポーツモデルと噂されてきたApple Watch ProについてCult of Macが、激しい衝撃を受けるようなエクストリームスポーツでの使用には向かず、トライアルやマラソンに向くモデルの可能性が高いと伝えています。
アイアンマンレースでは使い物にならないと指摘
Cult of Macは、Apple Watch Proがエクストリームスポーツよりも、トライアルやマラソンなど耐久系のスポーツに向く理由として、大容量バッテリー搭載による駆動時間延長を挙げています。
マラソンを趣味とするCult of Macのライター、グラハム・バウワー氏は、2016年のニューヨークシティマラソンに参加しApple Watchを試してみると周囲に伝えたところ、「スタート前に省電力モード(時刻表示のみ可能)にしないと、ゴールまでバッテリーが持たない」と言われたとのことです。
幸い、同氏は3時間40分でゴールしたためバッテリーが持ったようですが、6時間以上かかるような市民ランナーなどはゴールまでバッテリーが持つか不安だとバウワー氏は指摘しています。
また、アイアンマンレースではゴールまでの時間が12時間にもおよび、そこまでバッテリーが持つApple Watchはないと、同氏はバッテリー駆動時間が長いモデルの必要性を訴えています。
ケースが大きなApple Watch Proがバッテリー駆動時間大幅延長?
バウワー氏は、Apple Watchに搭載されている部品のうちバッテリーが筐体内部の3分の1を占めていると指摘、大容量バッテリーを搭載しようとすれば、ケースサイズを大きくするか、筐体を厚くするか、2つの方法が考えられると述べています。
Apple Watch Proはケースサイズを47ミリか48ミリに拡大、watchOS9ではバックグラウンドでアプリ動作可能な低電力モードも利用可能になると噂されています。
噂通りであれば、フィットネスアプリを使いながらの長時間駆動が実現されるかもしれません。
Source:Cult of Mac
Photo:Applesfera(@applesfera)/Twitter
(FT729)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-481935/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania