近年は、NFTをエンターテイメントやファッションのツールとしてだけではなく、社会課題と向き合うツールとして活用する流れが生まれているといいます。
NFT作品をオークションで販売し、障がいのある人や治療薬開発を支援するといったチャリティー企画もよく見かけるようになりました。
そんななか株式会社VAIABLE(以下、VAIABLE) は、日本発のNFTマーケットプレイス「VAI!アート(β版)」の提供を開始。障がいのあるアーティストが描いた作品からAIが描いた作品まで、多様なNFTアートを出展します。
クレジットカードでNFTを購入できる
「VAI!アート」は、障がいをはじめとするハンディキャップを有するアーティスト、マルチメディアに活躍するアーティストやAIまで、多彩なアーティストの作品を取り扱うサービス。購入金額の一部は、作品収集に協力したアート団体へ提供します。
購入にあたり、通常のNFT取引で使う「暗号資産(仮想通貨)」は不要。クレジットカード等にて簡単に作品を購入できます。NFT発行手数料や流通コスト(GAS代)はVAIABLEが負担するため、面倒な手続きは一切発生しません。
NFTは世界最大規模のブロックチェーンと言われる「Ethereum」や「Polygon」上で発行。「買ったところでしか売れない」という問題に悩むことなく、一部商品を除き、OpenSeaなどの外部マーケットプレイスで二次流通することが可能です。
社会課題解決をテーマにした作品を展示
作品を探す際は、AI作品・アナログ作品・デジタル作品・写真作品などの「商品タイプ」、価格や出品状況などで絞り込むことが可能です。
また、 アーティストごとに作品をチェックしたり、「海」「黄色」などの自由なワードで作品を検索したりすることもできます。
先着100人にAIのNFTアートをプレゼント
同キャンペーンでは、1作品1NFTのみを発行。作品はキャンペーン終了まで随時追加される予定です。
配布された作品から「AIはなぜこれを描いたのか」「何を訴えているのか」という考察や想像を膨らませる体験が、社会課題と向き合うきっかけになるかもしれません。
(文・Haruka Isobe)
- Original:https://techable.jp/archives/185117
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:はるか礒部