2022年4月〜6月期の米国のスマートフォンのOS別シェアにおいて、iOS(iPhone)のシェアが50%を超えAndroidを上回りました。
50%超えは初めて
iPhoneのシェアが50%を超えるのは、2007年の初代デビュー以来初のことだと、Financial Timesが調査会社Counterpoint Researchのデータを元に報じています。
ここでいう「シェア」は販売台数ではなく、アクティブインストールベース(実際に使用されている台数)を指しています。Counterpoint Researchによれば、iOSはもちろんiPhoneのみ、一方Android OSはSamsung、Lenovoを筆頭に、約150ブランドで構成されています。
2010年にAndroidがiPhoneシェアを上回る
Android OS搭載スマホは、初代iPhone発売の1年後となる2008年に販売開始されました。NPD Groupによると、Androidスマホはインストールベースで、2010年にiPhoneのシェアを上回っています。
2008年から2010年にかけての3年間は、Nokia、Motorola、Windows、BlackberryのスマホがiPhoneよりも優勢を誇っていました。
近くiPhone14シリーズが発表
Counterpoint Researchのディレクター、フェフ・フィールドハック氏はFinancial Timesに対し、「OSは宗教のようなもので、大きく変化することはない。しかし過去4年間、AndroidからiOSへの流出は絶え間なく続いている」とし、今回米国においてiPhoneのシェアが50%を超えたことは「大きなマイルストーンであり、世界の他の地域でも同様のことが起きる可能性がある」と述べています。
Appleは現地時間9月7日のイベントにおいて、iPhone14シリーズを発表することが確実視されています。iPhone14発売でさらにiPhoneシェア拡大に勢いがつくのか、注目です。
Source:Financial Times via MacRumors
Photo:Apple Hub/Facebook
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-482261/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania