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Apple、9/7のイベントでApple Watch SEより安価な新モデルを発表か

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現地時間9月7日に開催されるイベント「Far Out.」で、Apple Watch SEよりも安価な新しいApple Watchが発表されると報じられました。これは、Appleのスマートウォッチの若年層の顧客を獲得するための試みだということです。

Apple Watch SEよりも安価な新モデル

安価なApple Watchの登場は、携帯電話の一時的な代用品として、子供にウェアラブル端末を与える親が増加していることを受けてのことです。スマートウォッチは、通信や追跡のためのセルラー接続が可能ですが、画面が小さいため、インターネット中毒などのリスクを軽減すると考えられています。
 
Appleの取り組みに携わった関係者によると、watchOS7で利用できるようになった、iPhoneを持たない家族がApple Watchを単体で利用できるようにする「ファミリー共有設定」を実装するのに3年ほどかかったということです。ファミリー共有設定を使えば、iPhoneを持っていない家族でも、Apple Watchを利用でき、電話をかける、メッセージを送る、アプリを使う、位置情報を共有するといったことが可能になります。
 
Appleが、この機能を実装するのに3年かかった理由は、バッテリー寿命への懸念によるものだということです。Apple Watchを単独で使用すると、ペアリングされたiPhoneに特定のタスクをオフロードするのではなく、全てを独自に実行する必要があるため、バッテリーの駆動時間に大きな影響を与えてしまうのです。

新しいApple Watchは今週のイベントで発表される予定

Appleの計画に詳しい2人の人物によると、新しいApple Watchは、9月7日から開催されるイベントで、Apple Watch Proなどと一緒に発表されるということです。なお、この安価なApple Watchの詳細は不明です。現在、Apple Watch SEの40mmサイズが40,800円(税込)、44mmサイズが44,800円(税込)で販売されています。ファミリー共有設定に対応したGPS + Cellularモデルにすると、それぞれ、47,800円(税込)、51,800円(税込)となります。
 
 
Source:The New York Times via 9to5Mac
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