農家の持続可能性を追求するノウタス株式会社は、農作物の市場価格と消費者が感じる価値のギャップに着目。このギャップを埋めることで、農家の持続可能性と消費者の価値ある体験に貢献できると考えました。
そこで、消費者が食べたあとに価格を決められるECサイト「ノウタスモール」をプレオープン。新たな流通の仕組みを提案し、農家・消費者双方の課題解決に貢献します。
きっかけは、ブドウ農家との対話
巨峰のおいしさは唯一無二と自負しつつも、シャインマスカット以上に原価がかかることや高い技術を必要とすることから、巨峰の生産をやめてしまう農家も増えているとか。
そこで今年6月、12名の消費者を対象に「巨峰を食べてもらってから価格を決めてもらい、市場価格と比較する」という実証実験を実施。すると、ほぼすべての人が市場価格よりも高い価格(1.4倍)を決済したといいます。
生産者のストーリーと共に味わう
こういった流れでノウタスモールのプレオープンに至りました。
濃厚さ・酸味・歯ごたえなどまったく違う特徴を持つ2種類を生産者のストーリーと共に味わってみてはどうでしょう。
同社は今後、巨峰と同じ課題に直面している農作物・海産物・畜産物などの取り扱いも視野に入れているようです。
ポストプライシングサービス「あと値決め」
ノウタスモールでの決済には、株式会社ネットプロテクションズのポストプライシングサービス「あと値決め」を採用しています。
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「ノウタスモール」
「あと値決め」サービスサイト
(文・Higuchi)
- Original:https://techable.jp/archives/185201
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口