iPhone14シリーズの最上位モデルの名称は、iPhone14 Pro MaxではなくiPhone14 Ultraになるかもしれません。Macに搭載されるAppleシリコンとのネーミングとの統一感を考慮すると「Ultra」の名称導入は合理的だ、とBloombergのマーク・ガーマン記者が発言しています。
「Pro Max」ではなく「Ultra」は妥当
マーク・ガーマン氏は、Appleが、iPhoneシリーズの最上位モデルの名称を「Pro Max」ではなく「Ultra」に変更するのは理にかなっており、Mac向けのAppleシリコンのネーミング戦略上も一致する、と述べています。
ガーマン氏は「Ultra」の名称が導入される時期について言及していませんが、Appleシリコンとのネーミングの統一という意味では、2022年3月発表のM1 Ultraより後に発売する初のiPhoneとなるiPhone14シリーズで、新ネーミングが採用され、iPhone14 Ultraが発売されても不思議はありません。
I think it would make sense for Apple to eventually shift the name of its top-end phone from “Pro Max” to “Ultra.” That’s a lot simpler and would better match Apple’s newest naming strategy (Pro, Max and Ultra tiers on the Mac chips).
— Mark Gurman (@markgurman) September 6, 2022
iPhone14シリーズは「mini」廃止で2サイズ、4モデルか
現地時間9月7日午前10時からの「Far Out.」イベントで発表が見込まれるiPhone14シリーズは、miniモデルが廃止され、以下の2サイズ4モデルのラインナップになると予測されています。
なお、6.7インチの大画面を搭載するスタンダードモデルの名称については、「iPhone14 Max」という情報と「iPhone14 Plus」になるとの情報が入り乱れています。先日は、「iPhone14 Plus」の名称が入ったケースの画像が投稿されています。
- iPhone14:6.1インチのスタンダードモデル
- iPhone14 Plus(iPhone14 Max):6.7インチの大画面スタンダードモデル
- iPhone14 Pro:6.1インチの上位モデル
- iPhone14 Pro Max:6.7インチの大画面上位モデル
Appleシリコンは4段階のネーミング
なお、Macに搭載されているAppleシリコンは、以下の名称が用いられています。
- M1/M2:高性能と高効率・省電力を両立
- M1 Pro:M1の性能を強化、最大メモリ容量32GB
- M1 Max:M1 Proの2倍のグラフィック能力、最大メモリ容量64GB
- M1 Ultra:M1 Maxを2個接続した、Appleシリコンの最上位モデル
「iPhone14 Ultra」は性能面でも特別な存在に?
iPhone12シリーズでは、カメラの光学ズーム倍率がiPhone12 Proは2倍、iPhone12 Pro Maxは2.5倍と、カメラ性能で差別化されていました。
一方、iPhone13 ProとiPhone13 Pro Maxでは画面サイズやバッテリー持ち以外に差がつけられていません。
もし、iPhone14シリーズの最上位モデルが「iPhone14 Ultra」になるなら、iPhone14 Proと性能面で差別化がはかられるかもしれません。
Source:Mark Gurman/Twitter
Photo:Ian Zelbo/Twitter
(hato)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-483665/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania