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IntelのRaptor Lake、定格で6GHz&オーバークロックで8GHz超え

Intelの発表スライド
 
Intelは同社の「Technology Tour 2022」において、第13世代Coreプロセッサ「Raptor Lake」シリーズの動作周波数が定格で6GHzに達すると発表しました。
 
さらに、オーバークロックをおこなえば8GHzを超える動作周波数を実現できるとのことです。

8GHzのオーバークロック新記録を樹立したRaptor Lake

IntelはTechnology Tour 2022において、第13世代Coreプロセッサ「Raptor Lake」の詳細を発表しました。
 
そのなかで、Raptor Lakeが定格で6GHzの動作周波数を実現するとし、さらにオーバークロックによって世界記録となる8GHzでの動作を確認したと述べています。
 
この6GHzという動作周波数はライバルであるAMDのRyzen 7000シリーズが達成した5.7GHzを上回るもので、IntelとAMDの動作周波数争いが今でも続いていることを伺わせます。
 
ちなみにAppleのM1チップの最高動作周波数は3.2GHz、M2チップは3.5GHzです。

6GHzチップの発売時期や消費電力は不明

この6GHzで動作するCPUの発売時期は明らかにされていません。
 
Intelは動作周波数が高い特別モデル「KS」シリーズをこれまでの世代のCoreプロセッサで用意しており、6GHz動作のRaptor Lakeもこのシリーズで登場するのかもしれません。
 
また、6GHzともなると消費電力が気になるところです。
 
すでにCore i9-13900Kで350ワットの消費電力になるモードが存在することが明らかになっていますが、こちらは5.8GHz駆動であり、6GHz動作の場合はさらに高い消費電力になるでしょう。
 
また、8GHzのオーバークロックには電圧を上げたり液体窒素などによる強力な冷却が必要だったりすると考えられ、トータルではさらに大きな電力が必要です。

 
 
Source: Tom’s Hardware
(ハウザー)

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