投資銀行Morgan Stanleyが、iPhone14シリーズの予約状況をもとに売れ行きを予測しており、例年以上の人気であるとレポートで伝えています。
過去6年間で最長のリードタイム
Morgan Stanley銀行のアナリスト、エリック・ウッドリング氏によると、米国でiPhone14 Pro Maxが注文から顧客に届くまでの時間(リードタイム)は、平均して36.5日なのだそうです。これは過去6年間で同時期に発売されたiPhoneシリーズの中で、最も長い期間となります。
また、iPhone14 Proも29.5日で過去3番目に長く、2021年のiPhone13 Pro/Pro Maxと同程度であることが分かっています。
もちろん米国に限ったことではなく、中国ではiPhone14 Proシリーズの人気が非常に高く、Appleの公式オンラインストアがサーバーダウンする事態にまで陥っており、各国で例年以上の加熱ぶりがうかがえます。
一方でiPhone14は6日間、iPhone14 Plusはリードタイムなしと、Proシリーズに比べると穏当さが目立ちます。
正確な状況反映ではないが
Appleが初期在庫をどの程度用意しているかや、輸送、サプライチェーンの動向など様々な状況に左右されるため、リードタイムは必ずしも消費者の需要を的確に表わしているわけではありません。
しかし、iPhone14シリーズの予約が例年以上の盛況ぶりであることは、他のアナリストも指摘しており、リードタイムは今シリーズの人気をそれなりに反映しているように思われます。
なお、Morgan StanleyはAppleの目標株価を180ドル(約28,500円)としています。9月15日時点(始値)で株価は154.65ドル(約22,160円)でした。
Source:AppleInsider
(kihachi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-487489/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania