ロシアによるウクライナへの侵攻を受け同国での事業を停止したSamsungですが、10月までにオンラインストアを再開するという情報があります。
これが実現すれば他のハイテク企業がロシア市場に復帰する先例となるかもしれません。
Samsungがロシア市場に復帰?
Samsungは今年3月にロシアへの製品出荷停止を発表しました。
このなかには当時34%のシェアを誇っていたスマートフォンも含まれます。
しかしながら、ロシアの新聞「Izvestia」はSamsungに近い情報源から得たものとして、10月までにSamsungがロシアでオンラインストアを再開するかもしれないと報じました。
SamsungはReutersの取材に対して決定した事項はないとしています。
ほかのハイテク企業も追随?
ロシアでの事業を停止したハイテク企業はSamsungだけでなく、Apple、Microsoft、Adobeといった他の世界的なハイテク企業も同様です。
このためロシア政府は合法的にデバイスの並行輸入ができるようにしており、高額ながらiPhone14シリーズの入手もできます。
企業にとってロシア市場を失うことは収益が悪化することを意味するため、できればロシア市場に復帰したいと考えているでしょう。
Samsunが復帰すればその先例となり、他の企業も追随するかもしれません。
ただ、ウクライナ侵攻が続くなかで復帰すれば顧客からは批判を浴びる可能性がありますし、各国の制裁が続くなかで事業をおこなうのは簡単ではないと考えられます。
Source: Reuters via Android Police
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania