EMS Oneが韓国メディアからの情報として、AppleはiPhone14 ProとiPhone14 Pro Maxの事前予想を上回る需要に対応するため、両シリーズに搭載する低温多結晶酸化物(LTPO:Low Temperature Polycrystalline Oxide)-有機EL(OLED)ディスプレイを2,000万台分、Samsung Displayに緊急発注したと報じました。
iPhone14 Proシリーズに人気が集中
iPhone14 ProとiPhone14 Pro Maxの納期は、Appleオンラインストアにおいてそれぞれ、4週〜5週および5週〜6週と大幅に伸びています。
また、Appleの事前予想と比べてiPhone14とiPhone14 Plusの人気が低く、iPhone14 Proシリーズに人気が集中していることが各方面から伝えられています。
この需要に対応するため、AppleはSamsung Displayに対し、iPhone14 ProおよびiPhone14 Pro Max用LTPO-OLEDディスプレイを2,000万台分、緊急発注したようです。
今後、LG Display製造分も出荷見込み
iPhone14 Pro Max用LTPO-OLEDディスプレイは、Samsung Displayに加えLG Displayもサプライヤーとして参画していますが、製造立ち上げに難渋しているようで、既にその分の埋め合わせをSamsung Displayが行っていると伝えられていました。
LG Display製造分は、うまくすれば2週間程度で出荷されるようですので、今回の緊急発注分とあわせて製造数が増加し、最終的に納期が短縮されることが期待されます。
Source:EMS One
Photo:Appledsign/Facebook
(FT729)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-488199/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania