サイトアイコン IT NEWS

一部iPhone14ユーザーに、「連絡先」の相手とAirDropできない不具合発生

AirDrop
 
一部のiPhone14モデルにおいて、「AirDrop」の設定を「連絡先のみ」にしていると、連絡先に登録されているiPhone同士であっても、ファイルを送受信できない不具合が発生していることが報告されています。

AirDropでファイルを送信できない不具合

「AirDrop」の設定を「連絡先のみ」にしている場合、連絡先に登録されているiPhoneからファイルが送信されても、受信側には、受信を受け入れるための通知が届きません。また、送信側は「待機中」と表示されたままの状態が続き、ファイルを送れないということです。
 
米メディアMacRumorsのフォーラムメンバーであるBexx氏は、次のように説明しています。
 

はい!全く同じ問題を抱えています。先ほど夫に写真を送ろうとしたところ、接続中であると表示されましたが、夫のiPhone Xは何も動作しませんでした。しかし、設定を「すべての人」に変更して、彼が「誰か」として表示されるようにすると、問題なくファイルを送れるようになりました。ただし、自分が持っているデバイスにAirdropすることはできます。設定を「連絡先のみ」にしているとだめです。

 
この不具合はiOS16ではなく、iPhone14のモデルで発生しているようですが、iOS16を搭載したデバイスでも問題が発生している可能性があります。ただし、現時点ではiPhone14ユーザーからのみ、不具合の報告が寄せられています。

不具合の一時的な対処法

この不具合の一時的な対処法としてファイルを送受信するには、AirDropの設定を「連絡先のみ」ではなく、「すべての人」に変更する必要があります。コントロールセンターを開き、左上のブロックを長押しすると、AirDropのアイコンが表示されます。そこで、AirDropをタップすることで、「すべての人」を選択できるようになります。
 
ただし、この対処法は「パスワードの共有」には対応していません。AirDropを使ってパスワードを共有する場合は、送受信者の両方がお互いの連絡先をiPhoneに登録している必要があるからです。
 
Appleのサポートに連絡した複数のMacRumorsの読者によると、Appleはこの問題を認識しており、近いうちに修正が行われる見込みだということです。
 
 
Source:MacRumors
Photo:Bexx/MacRumors Forums
(m7000)
 
 

モバイルバージョンを終了