アウトドアレジャーの相棒に、あるいは災害など急な停電の備えとして注目されている大容量のポータブル電源。電源が取りにくい状況でも身近な生活家電が使えるのは確かに便利だけど、ちょっと気がかりなのが製品寿命を迎えてからの廃棄処理。ここ数年で急激に普及したアイテムだけに、他のガジェットのバッテリーパックと同じように処理していいのか判断に迷いますよね。
廃棄時まで考えたポータブル電源がマクセルから登場します。「Energy Station(エナジーステーション)MES-TR1000」(オープン価格)は、使用後の内蔵バッテリーパックを取り外して小型充電式電池として回収できる、環境に配慮したポータブル電源です。
一般に使い終えた充電式のモバイルバッテリーは、家電量販店などに設置されている小型充電式電池リサイクルボックス、あるいはメーカーによる自社回収を通じてリサイクルできることになっています。一方ポータブル電源に関してはこうしたシステムがいまだ確立されていないというのが実情。自治体によってはバッテリーの取り外し困難な電化製品として回収してくれることもあるけれど、環境負荷を考えると確実なリサイクルが望まれます。
そこでこの「Energy Station MES-TR1000」では、使い終えたバッテリーパックをユーザー自身の手で取り外しできる仕様としています。取り外したバッテリーパックは、資源有効利用促進法における小型充電式電池として回収・リサイクル可能なサイズに設計されているので、前述のリサイクルボックスなどでの回収が可能。
バッテリー容量は1000Whで最大出力は1000W、リン酸鉄リチウム電池を使用しており、従来比およそ3倍に相当する、3000回もの充放電サイクルに対応。
オプションの専用ソーラーパネル「MES-SP100」(公式オンラインショップ販売価格:4万3780円)からの充電にも対応するので災害への備えとしても活躍。また本体充電中に停電が起きると本体上部のLEDライトが自動で点灯、暗闇の中でも即座に所在がわかるのも嬉しい配慮です。発売は10月25日より。
>> マクセル「Energy Station MES-TR1000」
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/477963/
- Source:&GP
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