【趣味と遊びの秘密基地ギア】
さまざまなジャンルのものが出そろった感のあるe-BIKE。それにともない価格も落ち着いて、以前より手に入れやすくなってきた。ライフスタイルに合わせて選びたい中堅クラスのe-BIKEを紹介する。
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ワイズロードでe-BIKEを担当する鶴田公平さんは「以前はクロスバイクタイプがほとんどでしたが、今はほとんどのジャンルのe-BIKEが発売されています」と話す。ジャンルが拡大すると同時に、機能面でも相当の進化が見られるという。
「今はペダルにかかる力によって自動でアシスト力を変えるオートマのモデルもあるし、バッテリーが気にならないデザインも増えています。走りの部分は電動モーターがアシストしてくれるので、生活スタイルや見た目の好みで選んでもいいかもしれません。実際に試乗できる店舗も増えてきているので、実車に乗ってみてフィーリングに合うものを選びましょう」
自転車歴7年。自転車安全整備士の立場から、特に安全面、楽しさを伝えることを中心に接客を行う。また日進月歩で進化していくe-BIKE事情には実際に自身でテストを行い体感することをモットーとしている
1. “オートマ”機能搭載で自然な乗りこごちを実現
クルマやバイクのオートマと同様に使えるアシストモードを搭載。サスやタイヤサイズなど街乗りに特化したパーツも◎(鶴田さん)
ヤマハ
「クロスコア RC」(31万6800円)
剛性とデザイン性を融合させたフレームに、独自開発のドライブユニット「PWseries ST」を搭載。走行状況に応じて自動でアシストパワーを変更するオートマチックアシストモードを採用するなど、“次世代”を感じさせる機能が満載!
2. 走りも使い勝手も◎折り畳みe-BIKEの最高峰
折り畳みe-BIKEの最高峰。折り畳みながらフレームには剛性感があり、あらゆる場面で安定感のある走りをもたらします(鶴田さん)
ターン
「ヴェクトロン S10」(44万3300円)
パワフルで自然なアシスト力を発揮するドライブユニット「BOSCH Active Line Plus」のほか、マグラ製の高機能ブレーキを採用するなど、安全性にも配慮したロングセラーモデル。22年モデルからキャリアやフェンダーも標準装備し、より使い勝手がアップ。
3. 重い荷物も楽々運べる安定感がポイント
近年じわじわと注目を集めているカーゴバイクモデル。日常づかいでもキャンプなどのアウトドアシーンでも活躍します(鶴田さん)
ブルーノ
「E-TOOL」(29万9200円)
最大積載荷重50kg(公道では30kg)を誇るリアキャリアを採用。チャイルドシートも載せられるカーゴバイク。低重心をもたらす20インチホイールと直進安定性を高めるロングホイールベースで、重い荷物を載せても楽々走れる。
4. オフロード走行でも際立つ安定感と快適性
そもそもの高い走行性能に加えて、キックスタンド、ドロヨケ、キャリアなど専用オプションがあり、拡張性も高いんです(鶴田さん)
ベスビー
「JG-1」(39万8000円)
乗り心地を左右するフロントフォークとシートポストに振動吸収性の高い軽量カーボン素材を採用したほか、安定感のある走りを実現する幅広のハンドルを装着。悪路の中でも快適でスピード感のある走りを実現する。
※2022年9月6日発売「GoodsPress」10月号45ページの記事をもとに構成しています
<取材・文/今 雄飛(ミラソル・デポルテ)>
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/476969/
- Source:&GP
- Author:&GP