観光で温泉街へ訪れたり、観光地の名物品を購入したりしたいものの、移動の手間や感染症のリスクなどの理由から、なかなか出かけられないという人もいるのではないでしょうか。
「デジタルモール嬉野」は、ユーザーが佐賀県・嬉野市の観光地をアバターで訪問できるバーチャル空間。嬉野市にある店舗の名産品を購入できるほか、ユーザー同士の交流を楽しめます。
嬉野温泉駅・観光交流センターを再現
2022年9月23日(金)に開業する嬉野温泉駅と、同時開業する嬉野観光交流センターなどを再現した空間内を、アバターで自由に散策できます。
嬉野市に関する観光情報を収集したり、出展店舗にて名産品を購入したりすることも可能。
また、メタバース内に複数設置されているコインを入手すると、コイン数に応じてリアルの店舗で利用可能な特典を得られる「カプセルトイ」をゲットできます。
ユーザー同士がチャットで交流できる
同じ空間に30名まで(同時接続で200名以上)参加できるほか、同じ空間内の利用者同士でチャットで会話を楽しめるため、誰かと一緒に観光している気分を味わえるでしょう。
メタバース観光だけでなく、嬉野市のコンテンツを活かしたオンライン配信やライブコマースなどのイベントに参加するといった利用方法もあるようです。
「デジタルモール嬉野」に行ってみた
空間内の建物に入ると嬉野市の特産品の1つ「うれしの茶」や、約400年の歴史を誇る肥前吉田焼など、嬉野市にまつわる情報が表示されています。該当のボタンをタップすると、外部サイトを閲覧することが可能です。
また、嬉野市の温泉街エリアを散歩できる「バーチャル嬉野散歩」では、360度カメラで撮影された実写の街並みを、アバターで回遊できます。
自宅で観光気分を味わいたい人は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
(文・Haruka Isobe)
- Original:https://techable.jp/archives/185800
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:はるか礒部