読売新聞は9月23日、埼京線の通勤電車内において、1人の女性を複数人で取り囲んで痴漢行為を行ったとして、警視庁が2人の男性を逮捕したと報じました。被害に遭った女性がスマートフォンの防犯アプリを使って周囲に助けを求めたことが、犯人の逮捕につながりました。
埼京線で集団痴漢か
読売新聞によると、9月15日(木)の午前9時ごろ、赤羽駅と池袋駅間を走行中のJR埼京線の車内において、契約社員の男性(34歳)と50歳代の無職男性が、20歳代の女性に対して下半身を触るなどの痴漢行為をした疑いで逮捕されました。
契約社員の男性には強制わいせつ、無職男性には東京都迷惑防止条例違反の疑いがかけられています。
当時、電車の最後尾において、被害者の女性は5名ほどの男に囲まれており、容疑者たちは集団で痴漢行為をはたらいた模様です。一方で、テレビ朝日によると、無職の男性は契約社員の男性と面識がなかったと主張しています。
アプリで助けを求める
テレビ朝日は、被害に遭った女性が警視庁が提供する防犯アプリを使用して、周囲に助けを求め、他の乗客が容疑者らを取り押さえたと報じています。
アプリ名は報じられていませんが、警視庁の無料防犯アプリ「Digi Police」(デジポリス)が使われたと推察されます。
デジポリスには、スマートフォンの画面に「痴漢です 助けてください」と表示したり、「やめてください」という音声を再生したりする「痴漢撃退機能」が搭載されており、2022年4月にも痴漢に遭った女性が使用し、犯人が逮捕されました。
なお、iPhone Maniaでは、防犯速報やデジポリスを利用する方法を解説する記事を掲載しています。
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Source:読売新聞, テレビ朝日
(seng)
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