海外メディアBloombergは、2021年にFacebookから社名変更を行ったMetaの共同創業者のマーク・ザッカーバーグ氏が10兆円相当の資産を失ったと報じました。Metaの株価低迷の影響を強く受けた模様です。
ザッカーバーグ氏、10兆円相当を失う
Bloombergによると、Metaの共同創業者兼会長兼最高経営責任者(CEO)のマーク・ザッカーバーグ氏は、Metaの株価急落の影響を受け、個人資産が710億ドル(約10兆1,700億円)相当減少しています。
ザッカーバー氏の個人資産はMetaの株式が多くを占めており、株価の値動きが資産の増減に強く影響します。
Meta(旧Facebook)の株価は、2021年9月に382ドルに達した後に急落しており、現地時間9月23日時点の終値は140.41ドルとなっています。
SNS各社にとって、Appleが2021年に導入したプライバシー保護機能「アプリのトラッキングの透明性(ATT)」が大きな脅威となっていると言われており、2021年10月にはSNS関連株が急落して時価総額約17兆円が消失しました。
またMeta単独においても、2022年2月に発表した四半期決算の内容が予想を下回ったことから、一時株価が20%下落し、時価総額約27兆円が失われています。
なお、Metaは2022年7月に上場初の減収を発表しました
米国版Yahoo!financeでのMetaの株価の推移は下図の通りです。
ザッカーバーグ氏は10兆円相当を失いましたが、Bloombergによると9月20日時点で依然として559憶ドル(約8兆円)の純資産を保有しており、世界の富豪ランキングで20位に位置している模様です。
Source:Bloomberg, Yahoo!finance
Photo:Meta
(seng)
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