第2世代AirPods Proの一部のユーザーが、近日中にバッテリーを交換するよう警告が発せられるバグが生じている、と報告しています。
警告は「探す」アプリから出ている?
今回報告されたAirPods Pro 2のバグは、イヤホンやMagSafe充電ケースのバッテリー残量が少なくなると、近くのデバイスの「探す」アプリから出るバッテリー交換の通知であることがわかっています。第2世代のAirPods Proは、「正確な場所を見つける」ためのU1チップにより「探す」機能が強化されており、バッテリー残量を常時送信しているため、この警告はこれらの新機能に関連しているとみられています。
AirPodsのバッテリーの交換は不可能で、デバイスは単に充電する必要があるだけにも関わらず、ユーザーに「すぐにバッテリーを交換してください」と通知は促すそうです。通知ではAirPods Proが単に「左」「右」「ケース」と呼ばれ、やや支離滅裂な警告であるため、このバグが発生しているユーザーは自分のAirPods Proに関するものだとすぐに気がつかない可能性がある、と米メディアMacRumorsは指摘しています。
システムが2つの製品を混同することで発生か
この通知は、AirTagのCR2032電池が消耗して交換が必要になったときの通知と似ており、システムが2つの製品を混同している可能性があります。
今回のバグについての苦情は、MacRumorsフォーラムやRedditで確認されていますが、この問題がどの程度広まっているかは不明です。Appleはまだこのバグを認めていませんが、いずれソフトウェアアップデートで解決されると推測されます。
Source:MacRumors
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-493660/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania