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iPhone14 Proの2倍ズーム撮影はもっと評価されるべき

iPhone14 Proのカメラ
 
iPhone14 Proシリーズのカメラの大きな特徴は4,800万画素のカメラですが、実は中央の1,200万画素こそが隠された実力者である、と複数のユーザーが主張しています。

Appleの2倍ズームは通常のデジタルズームではない?

AppleはiPhone14 Proシリーズでカメラアプリに2倍ズームモードを追加しました。メインカメラセンサーの中央部分を使い、48ミリ相当の望遠レンズの効果を模倣して切り取るというシンプルなものですが、実は大きな意味がある、と米メディアThe Vergeは述べています。
 
最近のデジタルズームは、計算機的な技法によりギャップはかなり埋まってきましたが、それでも光学系には及ばないとされています。ですが、Appleの2倍ズームは通常のデジタルズームとは異なるといいます。
 
Appleのカメラアプリでは、2倍クロップはセンサー中央の1,200万画素すべてを使用するため、4,800万画素のセンサーをフルに使ったときのような画素間引き処理を行う必要がなく、足りない情報を補うことができるそうです。
 
夜景の場合、2倍クロップだと露光時間が長くなってしまうため、1倍レンズが向いているとのことですが、光の状態が良く、比較的近い被写体の場合、2倍クロップとフルにピクセルビニングした画像の色やディテールの差はよほど近くで見ない限りわからないほど小さく、トレードオフはあまりないとのことです。

ポートレートモードはデフォルトで2倍ズームに

50ミリレンズは人間の目に近い視野を持つというのが写真家の間で定説となっていますが、より自然に近いほうが良いという方向性に沿う形で、Appleカメラエンジニアはポートレートモードをオンにすると自動で48ミリ(2倍ズーム)になるよう設定しています。
 
コンセプトデザイナーのイアン・ゼルボ氏(@ianzelbo)も、「ほとんどの場合2倍ズームを使っている」と述べており、「iPhone14 Proの2倍ズーム撮影はもっと評価されるべき」と投稿しています。
 


 
 
Source:The Verge
(lexi)
 
 

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