薪をくべて室内を暖める暖炉やストーブは、アウトドア好きなら一度は憧れますよね。でも賃貸や集合住宅ではよほどの幸運に恵まれない限りまず実現し得ないし、たとえ一戸建てであっても周辺環境や燃料となる薪の入手や保管場所、コストなどの面で設置を諦めざるを得ないケースも多いもの。
せめて雰囲気だけでも味わいたい!というあなたに、電気の力で暖炉を再現できるとっておきの家具をご紹介。イギリス・サウサンプトン生まれの電気暖炉のパイオニアと、上質なものづくりで知られる兵庫の家具メーカーがタッグを組んで生まれた「暖炉風グランテーブル」 (84万9000円/配送・組立・設置サービス込)、「暖炉サイドテーブル」(39万8000円、同)です。
この「暖炉風グランテーブル」「暖炉風サイドテーブル」は、その名の通り暖炉の薪を思わせる柔らかな光が室内を優しく彩る室内用家具。
イギリスを代表する生活家電の老舗にして、オイルヒーターや電気暖炉をはじめさまざまな暖房器具を手がけるディンプレックス社と、上質なものづくりで知られる兵庫の家具メーカー・ミキモク家具とのコラボレーションによって製品化したもので、電源を入れるだけで即座に、ゆらぐ炎のある暮らしを楽しめるようになります。
「『電源を入れるだけ』なんて、どうせ照明でそれっぽく見せてるだけでしょ」なんて斜に構えて想像している人も、ランダムに揺らぐ光の反射と水蒸気で再現されるリアルな炎を目にすれば、きっと驚くはず。
実はこの技術、もともと高級ホテルのロビーやレストランのウエイティングルームなどで使われるコントラクト家具(特注仕様製品)に採用されていたものだそう。本物の炎と違って熱くならないから、小さな子どもやペットを飼っている家庭でも安心して使用可能、また燃え残りの灰やススで室内を汚さなくて済むというメンテナンス性の高さも大きなメリットです。
「暖炉風グランテーブル」 は、直径120cmのローテーブル中央に、大きく組んだ焚火が煌々と灯る暖炉風テーブルです。LEDが織りなす光と色、さらにサウンド機能による薪の爆ぜる音で、ホンモノさながらの炎をリアルに再現。また内部には水蒸気を発生させるユニットも搭載、ゆらゆらと立ち上がる蒸気が煙を思わせるなどあたたかな時間を演出します。テーブル部分の素材は天然木ですが、内部にLED照明とサウンド機能、水蒸気ユニットを搭載するため重量は67.5kg(!)、暖房機能は搭載しません。
「このサイズと価格はちょっと…」というなら、ワンランク手頃なサイズとプライスの「暖炉サイドテーブル」という選択肢もアリ。こちらは本体サイズ幅60×奥行60cm×高さ54cm、憧れの炎のある生活を省スペースで叶えられるサイドテーブルです。素材は同じく天然木ですが、内部に搭載するのは水蒸気発生カセットとハロゲンランプによる演出照明のみでサウンド機能は非搭載。ベッドサイドに置けば、ゆらぐ灯りとゆったりした水蒸気の効果が優しい眠りに誘ってくれそうです。
ただし繰り返しになりますが、揺らぐ炎はあくまで光による演出で、どちらも暖房機能は非搭載。価格にしてもサイズにしても「季節家具としてこれを置けるリビングのある一般家庭とはいったい…」と思わず天を仰ぎたくなりますが、リアルな炎の質感と灯りの存在感がインテリアの雰囲気を一変させることは間違いありません。どちらもディノスにて発売です。
>> ディノス
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/482907/
- Source:&GP
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