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初代iPhone未開封がオークションに&高額落札マニュアルがレプリカと発覚


 
Apple製品がオークションに出品され、高額で落札されるのももはやお馴染みとなりつつありますが、米メディア9to5Macがオークション関連の興味深い話題を2つ紹介しています。

未開封初代iPhone、発売価格の50倍で落札見込み

LCG Auctionsでは、現在未開封の初代iPhoneがオークションにかけられています。オークションは米国東部時間2022年10月16日午後2時に終了見込みです。
 
LCG Auctionsの説明によると、この初代iPhoneはModel A1203(ストレージ容量8GB)で、箱は一度も開封された形跡がなく、アフターマーケットで販売されていたことを示す値札シールなどのあともないそうです。当然ながらまったくの新品です。
 
オークションページによると、本稿執筆時点での入札価格は9,496.00ドル(約140万円)ですが、LCG Auctionsは、最終価格は30,000ドル以上になると見込んでいます。ちなみに初代iPhoneの当時の販売価格は599ドルでしたので、30,000ドル(約442万円)で落札されれば50倍以上ということになります。

高額落札されたApple-1マニュアルはレプリカだった

もうひとつは、Apple-1のマニュアルだと思われていたものがレプリカだったと判明したという話です。
 
Apple-1マニアのアーミン・ハイアステッタ氏が、Apple-1マニュアルの再製プロジェクトを立ち上げました。同氏は情報を収集するため、いくつかのフォーラムにプロジェクトのことを投稿したところ、あるユーザーが「Apple-1のマニュアルらしきものが手元にある。スキャンしたものではないので、オリジナルかもしれない」と投稿してきたそうです。
 
しかし調べたところ、この人物が所有していたのは、80年代にドイツで開かれた開発者カンファレンスで配られたレプリカだったと判明しました。レプリカは非常に精巧に作られており、ほんのわずかな違いをのぞけば本物そっくりだそうです。
 
そしてこのレプリカの発見から、アーミン・ハイアステッタ氏は、最近オークションにかけられ、42,000ドル(約620万円)で落札されたApple-1マニュアルがレプリカだったと気づきました。
 
同氏はオークションハウスに連絡、オークションハウスも再度調査を行い、出品・落札されたApple-1マニュアルがレプリカだったことを認めています。

 
 
Source:9to5Mac
Photo:LCG Auctions
(lunatic)

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