Appleのインダストリアル・デザイン部門副社長を務めるエバンス・ハンキー氏が、退社の意向を固めたようだとBloombegが報じています。
ハンキー氏の退社は、Appleの共同創業者スティーブ・ジョブズ氏が1990年代後半に会社の経営権を取り戻し、ジョナサン・アイブ氏をデザイン部門の責任者に任命して以来、同社が事実上のデザインチーフを失う初めての出来事となりそうです。
ジョナサン・アイブ氏の後任として手腕を発揮
エバンス・ハンキー氏は、Appleの象徴的なデザインチーフとして知られるジョナサン・アイブ氏の直属の部下として活躍、2019年にアイブ氏がデザイン会社を立ち上げるため退社した際に、同氏の後任として、インダストリアル・デザイン部門副社長に就任しました。
その後、最高執行責任者(COO)のジェフ・ウィリアムズ氏のもと、3年にわたりAppleのデザインチームのチーフとして手腕を発揮しており、ハンキー氏の退社は、今後のデザイン計画に大きな影響を与える可能性がありそうです。
ハンキー氏の退社は今週中に発表され、今後6カ月はAppleに留まる予定ですが、後任については発表されていません。
なお、最近では他にも、長年にわたりプライバシー部門責任者を務めたジェーン・ホーバス氏がAppleを退社する意向であると伝えられています。
Source:Bloomberg via MacRumors
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