Appleのソフトウェアエンジニアリング担当上級副社長のクレイグ・フェデリギ氏とワールドワイドマーケティング担当上級副社長を務めるグレッグ・ジョズウィアック氏が、米メディアThe Wall Street Journalが催したTech Live 2022でUSB-Cについて語る動画が公開されました。ジョズウィアック氏は、なぜこれまでAppleがヨーロッパが推し進める規格にノーを言い続けてきたのかも明らかにしています。
Micro-USB推しだったから反対してきた?
iPhone14シリーズの衝突事故検出機能の作動検証などを行ったことなどで知られるWSJのジャーナリストのジョナサン・スターン氏は、Appleのフェデリギ氏とジョズウィアック氏に対して、今最も話題になっているトピックの1つであるiPhoneのUSB-Cへの移行について質問しました。
スターン氏は専用パネルまで取り出し、ヨーロッパ連合(EU)でのUSB-C搭載の義務化にAppleはどのように対応するのか尋ねたところ、ジョズウィアック氏は「(Lightning、USB-C)どちらもクールな接続端子だ」とのコメントしました。その後、同氏はこれまでヨーロッパのデバイス充電の標準規格を受け入れてこなかった理由の1つとして、Micro-USBが推し進められてきたことを挙げています。
Micro-USBを搭載するスマートフォンモデルは昨今ほぼ皆無となっており、この規格を飲まなくて正解だった、とジョズウィアック氏は語っています。
いつ頃iPhoneのUSB-C搭載が実現するかを質問されると、ジョズウィアック氏は「未来を予測することはできない」と明言するのを避けました。
Apple役員2人のフル動画は、以下で視聴可能となっています。
Source:MacRumors
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-498983/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania