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Apple、セキュリティ研究に関する新Webサイトを開設

Apple Security Research
 
は現地時間10月27日、新Webサイト「Apple Security Research」を開設しました。

新Webサイト「Apple Security Research」が開設

「Apple Security Research」では、同社の「報奨金プログラム」に関する情報が提供されています。その他、エンジニアチームがセキュリティの最新動向を共有するブログとしても機能しており、初回の投稿では、XNUメモリの安全性について掘り下げられています。
 
また、Appleは同日、「セキュリティ報奨金プログラム」の進捗状況を公開しました。プログラムが開始されてから過去2年半で、同社は2,000万ドル(約29億円)近く、研究者に授与しています。平均的な報酬額は製品カテゴリ内で、約40,000ドル(約600万円)で、Appleは影響の大きい問題20件に対しては、各10万ドル(約1,500万円)を超える報奨金を支払っています。
 
同社によると新しくWebサイトが開設されたことで、以前よりも迅速に問題に対処できるようになり、問題の報告やAppleのチームとのコミュニケーションが容易になったとのことです。レポートのステータスが変更されると、サイト上で利用できる新しいトラッカーに反映されるため、同社がバグに関するより多くの情報を収集することも容易になっています。
 
また、「セキュリティ報奨金プログラム」の詳細情報と評価基準が提供されたことで、研究者は何が報奨金の対象になるのかを把握しやすくなりました。

「Apple Security Research Device Program」の募集開始

Appleは2022年10月27日から11月30日まで、「2023 Apple Security Research Device Program」の募集も行っています。このプログラムでは、セキュリティ研究に特化したを有資格者に提供し、を使った研究作業の開始、深化、効率化を支援します。
 
 
Source:Apple Security Research via MacRumors
Photo:Apple Security Research
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