COVID-19の感染拡大を受け、中国・鄭州市は現在都市封鎖の対象となっています。同市にあるFoxconnの工場でも従業員が数日間に渡って外出を禁じられており、その厳しさに耐えかねて一部の従業員が密かに社員寮を抜け出し、故郷へ帰るという事態が起きているようです。
柵を越える姿を撮影した動画が話題に
先週末、Foxconn工場施設の内側から柵を乗り越える10人ほどの同社従業員の姿を撮影した動画がソーシャルメディアで拡散され、話題となりました。彼らは見つかるのを避けるために公共交通機関を使わず、徒歩で帰郷した模様です。中には100キロもの道のりを歩いた人もいるようです。
ただしFoxconnは感染していない従業員に対しては帰郷を制限してはおらず、現在は希望する従業員に対し、家へ帰る車と工場へ再び戻ってくる車の両方を手配していると、Foxconnは説明しています。
「iPhone14シリーズへの影響はない」
BBC Newsの取材によると、Foxconn工場は数日間に渡って完全に封鎖されており、従業員の外出は禁じられているとのことです。特にCOVID-19陽性となった従業員は社員寮内で隔離され、毎日PCR検査を受けることが義務付けられています。
Foxconnは現地時間10月19日に、食堂を含む工場内での飲食を禁止し、従業員らに対し社員寮の自室で食事を取るよう通達しています。
気になるのはiPhone生産への影響ですが、Foxconnはメディアに対し、最新のiPhone14シリーズへの影響はないと答えています。
Source:BBC News,Stephen McDonell/Twitter
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-499880/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania