中国でのiPhoneの売上台数が3週連続で急激に減少しており、憂慮すべき事態となっている、とBloombergが伝えています。
国内シェアを最大5%失った可能性
中国でのiPhone売上台数は、10月24日から始まる週に27%減少し、3週連続での急落となりました。Jefferiesのアナリストによれば、Androidの落ち込みよりもひどいとのことです。
9月までの3カ月間は、iPhoneの中国での売上高は5.7%増となっており、Androidの15.2%減と対称的でしたが、過去1カ月で状況は大きく変わり、Appleは中国国内の市場シェアの4〜5%を失った可能性があるとのことです。
中国のスマホ市場の減速が足かせに
市場調査会社Canalysによると、スマホの世界市場は今年、3四半期連続で出荷台数の減少を記録しています。金利の引き上げとエネルギー価格の上昇により、個人向けの電子機器などの選択的消費者物資に対する消費者需要が減退しているためです。
Samsungは今月の決済発表で、中国のスマホ市場の減速が同社の部品事業の足かせになっている、と指摘しています。
Source:Bloomberg
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-499965/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania