世界的にスマホの出荷台数が減少し続けているものの、Appleの2022年第3四半期(7月〜9月)の市場シェアが16%となり、同四半期の数字として過去12年間で最高となった、と調査会社Strategy Analyticsが伝えています。
今後もSamsungとAppleの2強体制は続く見通し
2022年第3四半期、スマホの全世界での出荷台数は2億9,700万台となり、前年四半期比で9%減少しました。スマホの出荷台数が下がったのはこれで5四半期連続であるとのことです。不利な経済情勢により、スマホを含める非必需品に対する消費者需要は冷え込んでいますが、前四半期は特に在庫調整と地政学的な問題により悪影響を受けたとされています。
2022年7月〜9月のスマホ市場で最も高いシェアを獲得したのはSamsungで、22%となっています。Appleは同四半期に4,900万台を出荷し、市場シェアは対前年四半期比で6%増となる16%に到達しました。
「(前略)Appleは、新しく発売されたiPhone14 ProとPro Maxに牽引され、良い四半期となったが、iPhone14の需要はまちまちであった」と、Strategy Analyticsのディレクターのウッディ・オー氏はコメントしています。
「SamsungとAppleは引き続き高いパフォーマンスを発揮し、トップ2の座を維持する可能性が高い」と、Strategy Analyticsのシニアディレクターのリンダ・スイ氏は述べています。
Source:Strategy Analytics
Photo:Apple
(lexi)
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- Source:iPhone Mania
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