MOFTから発売された「フラッシュウォレット&スタンド」をiPhone14 Proに装着しての印象をレビューします。身分証の券面を見せられるポケットのついたカードウォレットと、自由に角度調節できるスタンドとして使えます。記事には、レビュー用に提供いただいたサンプルを使用しています。
MOFTから新発売のMagSafe対応ウォレット&スタンド
MOFTの「フラッシュウォレット&スタンド」は、MagSafeでiPhoneの背面に装着し、角度調整可能なスタンドとしても、身分証明書やIC乗車券など2枚のカードを入れられるウォレットとしても使えるアクセサリーです。日本国内では10月下旬から正式販売が開始されています。
「フラッシュウォレット&スタンド」には、ハローイエロー、ジェットブラック、ワンダーラストブルー、ウインディブルーの4色のカラーバリエーションが用意されています。MOFTのオンラインストアやAmazon.co.jpの公式直営店での販売価格は5,280円(税込)です。
今回は、レビュー用に提供いただいた、ワンダーラストブルーとウインディブルーをiPhone14 Pro(スペースブラック)に装着してみました。
内側のポケットはカード券面が見える窓付き
「フラッシュウォレット&スタンド」の表面素材は、多くのMOFT製品に採用されているのと同じヴィーガンレザーで、やや柔らかく、さらさらした手触りです。
ワンダーラストブルーは、落ち着いたネイビーです。
ウインディブルーは、軽やかな明るめの水色です。
カードポケットは、カードが2枚入るように浮かせた形となっています。
iPhoneに貼り付ける面にはMagSafeのマグネットが入っています。
ステンレス製のヒンジはやや硬めで、ぐらつかずに開いた角度で固定されます。
カードポケットの内側は券面が見えるよう開いています。ポケット内側の素材は滑りの良い布地張りです。
筆者の手元のスケールで測ってみたところ、重さは60グラムでした。
iPhone14 Proに装着時はカメラとの干渉に注意
「フラッシュウォレット&スタンド」を、MOFTのMagSafe対応ケースを装着したiPhone14 Proに取り付けました。
装着した状態では、iPhone14 Proの背面カメラとは干渉しません。
MOFTは、「フラッシュウォレット&スタンド」を90度以上の角度に開くと、iPhone14 Proの背面カメラと干渉して浮き上がってしまうと注意喚起しています。実際に試したところ、ヒンジを大きく開くとカメラ部分が浮き上がります。iPhone14 Proと組み合わせて使う場合は注意が必要です。
なお、MOFTのケースを付けたiPhone13 Proに装着してみたところ、90度まで開いてもカメラに干渉しませんでした。それでも、120度くらいまで大きく開くとカメラに干渉してしまいます。
券面を見せる&タッチに対応のカードウォレット
窓が開いている側には券面を見せる必要のある身分証、外側にはICカードなどを入れると便利です。
ICカードを2枚入れた状態で、カードの上部が1ミリほど見える状態になります。
カードは、窓の内側から指で押し出すと簡単に取り出せます。
なお、「フラッシュウォレット&スタンド」にICカード乗車券を入れて自動改札機を通過してみたところ、iPhoneに設定されたSuicaと、ICカード乗車券の両方が反応してしまいました。
ICカード乗車券を入れた「フラッシュウォレット&スタンド」をiPhoneからいったん外して自動改札機にタッチしたところ、問題なく通過できました。
なおMOFTは、「フラッシュウォレット&スタンド」に収納するタッチ決済用カードは1枚のみにすることを推奨しています。
ステンレスヒンジでしっかり固定できるスタンド
「フラッシュウォレット&スタンド」は、角度を自由に調節可能なスタンドとして使えるのも特徴です。ヒンジがしっかりしているので、開いた角度を安定して維持することができます。
動画視聴などには、横向きのiPhoneが浮き上がるようにして使えるフローティングモードが便利です。
iPhone14 Proを縦方向に固定するスタンドとして使用する際は、90度以上に開くと浮き上がってしまいますが、フローティングモードはカメラと干渉しないので角度調整に制限がありません。
iPhoneの背面に貼り付けた状態で、「フラッシュウォレット&スタンド」を指を挟める程度の角度に開くと、電車での移動中などでもiPhoneを持ちやすくなります。
MOFTの「Snap-On スマホスタンド」と比較してみた
MOFTからは、MagSafeで装着できるカードウォレット&スタンドとして「Snap-On スマホスタンド」も発売されています。
「フラッシュウォレット&スタンド」と「Snap-On スマホスタンド」と簡単に比較してみました。
「フラッシュウォレット&スタンド」のほうが厚みがあります。重量も「フラッシュウォレット&スタンド」の60グラムに対して「Snap-On スマホスタンド」は43グラムと差があります。
このほか、カードの取り出しやすさ、スタンドとしての使い勝手、カラーバリエーションなどにも違いが見られます。
筆者しては、身分証の券面を見せられること、カードの取り出しやすさ、スタンドの角度調節が「フラッシュウォレット&スタンド」の魅力だと思います。
ロングセラーの「Snap-On スマホスタンド」も、軽さと薄さ、豊富なカラーバリエーションという魅力があり、優劣をつけるのは難しい印象です。
フラッシュウォレット&スタンド | Snap-On スマホスタンド | |
---|---|---|
スタンドの向き | 縦・フローティング | 縦・横・フローティング |
スタンド角度調整 | 可 | 不可 |
カード収納数 | 最大2枚 | 最大3枚 |
カード取り出し方法 | 内側から押し出す | 上からつまみ出す |
厚さ | 9ミリ | 6ミリ |
重量 | 60グラム | 43グラム |
カラーバリエーション | 4色 | 13色 |
販売価格(税込) | 5,280円 | 4,280円 |
参照:MOFT Japan, Amazon.co.jp
(hato)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-501547/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania