【令和の新殿堂入り傑作モノ】
新型車が最新の技術を導入して日々進化するように、カーグッズも劇的な変化をみせている。カーナビはスマホアプリが大きく飛躍し、近年話題のドライブレコーダーは機能性向上が著しい。そんなカーグッズの新常識を紹介する。
* * *
クルマを購入したらカーナビを装着するのは当然。そんな時代から、スマホのナビアプリで十分という人も増えつつある今、パイオニアから登場したのが「NP1」。本体に通信機能を備え、音声だけで操作・案内する。さらにクラウド保存可能なドライブレコーダーまで搭載し、新たなジャンルを確立。
スマホのアプリを車載用HUD(ヘッドアップディスプレイ)で映し出せる製品なども、新たなカーナビのスタイルとして注目が集まりそうだ。
ドライブレコーダーにしても、クルマの全周囲360度を記録できるタイプはもちろん、ついにはデジタルミラーとの一体型まで登場している。
また、INNOブランドを展開するカーメイトがリリースしたのは、取り外し可能なルーフボックス。しかもタイヤ付きで転がして移動まで…。9年ぶりにケルヒャーの高圧洗浄機がリニューアルするなど、カーグッズの定番は計り知れない状況だ。
クルマ専門誌、カー用品専門誌の編集・執筆に25年以上携わる。兄弟誌「カー・グッズプレス」の制作をはじめ「カーグッズチャンネル」の企画・動画編集にも従事
【AI搭載通型オールインワン車載器】
1. 音声で案内・操作するカーナビとドラレコが一体化
通信機能搭載でデータ更新が可能。日々進化するなど期待度が高く、ガジェット好きには見逃せない!
パイオニア
「NP1」(6万5780円/ベーシックプラン ※通信+サービス利用料1年分付き、9万3500円/バリュープラン ※通信+サービス利用料3年分付き)
声で操作できるカーナビ機能や前方+車内および後方を2つのカメラで録画し、クラウドに自動保存するドライブレコーダー機能を搭載。人気声優・悠木碧ら合計6種類から選択できる「コエ替え」機能にも注目。
【クルマ専用Wi-Fiルーター】
2. 通信量使い放題なので車内で動画再生を思う存分楽しめる
クルマで仕事をする人、毎日通勤する人にオススメ。容量による速度低下もなく、安定している
パイオニア カロッツェリア
「DCT-WR100D」(2万7500円 ※別途利用料/1日プラン:550円、30日プラン:1650円、365日プラン:1万3200円)
ドコモのLTE回線を利用したクルマ専用設計のWi-Fiルーター。走行時以外の使用には制約があるが、最大同時接続台数は5台で、家族やグループでの移動時にも活躍。動画や音楽の再生も容量を気にせず楽しめる。
【車載HUD】
3. カーナビはスマホでOKなドライバーにピッタリ!
目的地などは走行前にスマホで行えば設定もスムーズ。接続も簡単で、表示も想像以上にキレイ
ネオトーキョー
「HUD-2023 ヘッドアップディスプレイ」(4万2800円)
スマホをワイヤレス接続すれば、Apple CarPlay、Android Autoが本体のモニターに表示できる車載用ヘッドアップディスプレイ。地図アプリのほか、メッセージアプリや音楽アプリをシームレスに映し出す。
【ルーフボックス】
4. タイヤ付きで転がして運べる新発想のルーフボックス!
使い勝手は画期的。使用には別売りの「クイックベース60」(2万7500円)とベースキャリアが必要
カーメイト
「INNO ギアキャリー 160」(7万1500円)
レバー操作のみで簡単に着脱可能なルーフボックス。タイヤ付きなので、荷物を入れたままキャリーケースのように転がせて移動がスムーズ。ボックスのサイズはH280×W1130×D710mm。容量は160Lで、重さは8.8kg。
【ミラー型ドライブレコーダー】
5. 360度カメラをミラーに内蔵して前後カメラも付属
標準ミラーと比べ、広い後方視界が確保できる。大型のタッチパネル式ミラーは操作性に優れる
KEIYO
「AN-R106」(4万3780円)
10.7インチの大型デジタルミラーに360度カメラを内蔵したドライブレコーダー。分離型のフロント&リヤカメラを付属し、いずれも夜間に強い高性能イメージセンサー「STARVIS」を搭載。フルハイビジョン録画に対応する。
【高圧洗浄機】
6. 高圧洗浄機の雄 ケルヒャーの最高峰モデルはアクセサリーが満載
洗車に使用するのはもちろん、家の壁やタイルなどの掃除にも活躍。静音式なので安心して使える
ケルヒャー
「K5 プレミアム サイレント」(実勢価格:8万7780円前後)
水冷式モーターの採用で、安定した水圧と低ノイズを実現。1本で5種類の水流を自在に操れるノズル、短時間で広いエリアを洗浄できるテラスクリーナー、広範囲の洗浄に便利なプレミアムフレックス高圧ホースを標準装備。
▼3モデルで展開
抜群の静音性を誇る水冷式サイレントシリーズは全3機種で展開。「K4」には専用デッキクリーナーが付属。付属品や高圧ホース、電源コードをコンパクトに収納できる「K3」もそろう。
「K3サイレント プラス」(実勢価格:3万7180円前後)
「K4プレミアム サイレント」(実勢価格:6万9080円前後)
※2022年10月6日発売「GoodsPress」11月号64-65ページの記事をもとに構成しています
<取材・文/常國伸太郎>
【関連記事】
◆ツインバード「保冷保温ボックス」はクルマ、書斎、寝室などにピッタリ!
◆クルマと日常をシームレスに!“いかにも”じゃないドライビングシューズが登場!
◆絨毯にソファにクルマのシート、布の汚れはやっぱり水で洗うのが一番!
- Original:https://www.goodspress.jp/features/490194/
- Source:&GP
- Author:&GP