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Sinn「ユーロフリーガー」15年ぶりの復活作はイエローのスモセコがいい感じ

1961年にドイツフランクフルトにて創業、卓越した品質と機能性、ツールウオッチらしい無骨なデザインが人気を集める時計ブランド Sinn(ジン)。創業者であるヘルムート・ジンはもともとドイツ空軍のパイロット出身。ブランド初期には飛行機のコックピットに収められるオンボードクロックを手掛けるなど、かねてより空と深く関わりのあるブランドです。

そんなジンよりこの冬、人気の日本限定コレクション“ユーロフリーガー”の第三弾が登場。フライトコックピットに収められていたオンボードクロックをイメージした特徴的なインダイヤルを搭載する「356.EURO FLIEGER.III」(44万円)として、100本の数量限定で12月より発売されます。

▲「356.EURO FLIEGER.III」

“FLIEGER”とは、ドイツ語で「パイロット」の意。その名前からもわかる通り、この“ユーロフリーガー”も、やはり空と浅からぬ縁を持つコレクションです。

仏独で共同開発された軍用ヘリ・ユーロコプターのコックピットに配されたオンボードクロックをイメージしたイエローカラーをデザインのアクセントに用いた日本限定のパイロット・クロノグラフで、2000年にファーストモデル、2007年には第二弾モデルがリリースされてています。

今回の第三弾は15年ぶりの復活となるもの。ムーブメントに46時間パワーリザーブを備えた自動巻きムーブメント “SW500”を搭載。12時位置に備えた12時間計、6時位置に備えた30分積算計はこれまでのコレクションと同様ですが、3時位置に配された鮮やかなイエローカラーのスモールセコンドは今回のモデルで初搭載されるもの。ハッと目を惹くインダイヤルには、ユーロコプターのコックピット内でブラックライトを浴びて輝くイエローの蛍光塗料を用いています。

一方、針やインデックスには、暗所での視認性を確保するために蓄光型のスーパールミノバを採用。明るい外光の下ではネオンカラーのスモールセコンドがアクセントとなり、暗い場所では蓄光塗料が時刻をはっきりと明示。さらにブラックライトの下では針・インデックス・スモールセコンドのすべてが輝きとともに浮かび上がるなど、それぞれのシーンで高い実用性能を発揮します。

ケースサイズは直径38.5mm×厚さ15.5mm、表面にサンドマット仕上げをほどこしたステンレススチール製。不意の動作による誤動作や引っかけを防ぐために通常とは逆側に配置されたりゅうずとボタン、またストラップベルトに穿たれた大きなリベットなど、コレクションを象徴する特徴的なデザインももちろん健在。風防は強化アクリル製で、つるりと丸みを帯びたクラシックな裏ぶたには限定モデルの証としてシリアルナンバーを刻みます。

>> Sinn

<文/&GP>

 

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