Reutersが、MetaはApple Watch対抗製品の開発を中止し、スマートウォッチ開発部門は今後、拡張現実(AR)メガネの開発に注力すると報じました。
スマートウォッチとスマートディスプレイの開発中止
技術的な問題もあり開発が中止されていたMetaのスマートウォッチですが、同社の組織および事業再編の中で、開発部門は今後、ARメガネの開発にあたることになるようです。
Reutersによれば、MetaでReality Labsを統括する最高技術責任者のアンドリュー・ボスワース氏がスマートウォッチとスマートディスプレイ開発部門に対し、それらの開発を中止することを通知したとのことです。
スマートディスプレイはビデオ会議用などとして企業向けでの販売が模索されていましたが、同市場に参入するには長い開発期間と多額の投資を必要とするため、これを中止したようです。
ARメガネが普及し市場が拡大するまでには長い時間を要するとの見通しもあるだけに、スマートウォッチから転換するとしても、こちらの開発と収益化も容易ではないと予想されます。
約11,000人の従業員削減、半数は技術者
Reutersは、Metaが解雇する約11,000人の従業員のうち、約46%が技術者になると述べています。
Source:Reuters via Wccftech
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