運転に慣れている人でも、車線変更の直前になって併行するクルマの存在に気づいた、突然視界に入ってきたオートバイにヒヤッとした、なんて経験、一度や二度はありますよね。特にキャンプなどで荷物をたっぷり積み込んでいたりすると、どうしたって後方の視認性は悪くなるもの。初めて走る道ではやっぱり緊張します。
そこで紹介したいのが、死角になりやすい後方からのクルマの接近を検知し、知らせるブラインドスポットモニター「BSM−300」(工賃込み参考価格:9万2400円〜)。近年新型車に標準設定されつつあるブラインドスポットモーション機能を、今乗っているクルマに後付けできる増設キットです。
ブラインドスポットモーション機能とは、車両後方など、ドライバーの死角となる位置に隠れた車両やバイクの存在を検知して知らせる機能のこと。サイドミラーによる確認だけでは見落としがちな箇所の危険を知らせてくれるのは、特に車体の大きなクルマの安全確認を補いたい人や荷物をたくさん積みたい人にとっては頼もしい機能です。安全運転をサポートするため、近年新型車両に続々と標準搭載されつつあります。
あれば助かるけど、そのためだけにクルマを乗り換えるわけにも…という人に提案したいのが、この「BSM-300」。開発製造・販売を手がけているのは、兵庫県姫路市のカー用品メーカー・サブロクです。
キットを大きく分けると、リアバンパー内側に設置する検知センサーと車両の接近を光で知らせるインジケーターの2つで構成されています。死角になりやすい左右後方エリア内に後続車両が入るとセンサーがレーダーで検知し、インジケーターがオレンジ色に点灯して警告。同様に追い抜き車両や並走する車の存在も光で知らせる仕組みです。
ドライバーが車線変更しようとウインカーを出した瞬間、もしもセンサーが検知する範囲内に後続のクルマがいた場合には、瞬時に相対衝突時間を計測。接近してくる後続車両と衝突する可能性があると判断された場合には、インジケーターが音と光で危険を知らせるので、万一の判断ミスを防ぐ効果が期待できます。
さらに、バックする際に横方向から接近する車両の存在を検知してアラートを出す“リヤクロストラフィックアラート機能”も搭載。死角が増えるバック運転もフォローするから、車庫入れなどのバックが苦手な人でも安心です。
ノアやヴォクシー、アルファード、ヴェルファイア、プリウスといった人気の車種については、純正サイドミラーとの交換装着でスマートに取り付けられる車種専用タイプ(工賃込み参考価格:11万3300円~)をそれぞれラインナップ。
愛車が対応車種に当てはまらないドライバーのために、インジケーターを車内のピラーに設置できる汎用タイプ(同:9万2400円)も用意しています。
>> サブロク
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/491407/
- Source:&GP
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