&GP編集部のニューフェイス、若澤はキャンプ未経験者です。
トレンドに敏感なおしゃれ番長で、常々キャンプをしたいと思いながらも道具はないし、いきなりソロは不安だし、キャンプ好きと友だちになれたらいいなぁと考えていたのですが、ついにキャンプ体験をすることになりました。それが今回の&GP恒例・秋キャンプロケ。
スタッフは全員一癖も二癖もある不惑以上の大人たちで、全員、体力系の作業は若澤を頼りにしているわけです。
初めてテントをたてて寝袋で眠るわけで、不安いっぱいな若澤ですが、毎日しっかり休息しなければ体力が持ちません。
そのためにも、今回特別に用意したのがじぶんまくら×オレゴニアンキャンパー「キャンプまくら プレミアムモデル」(9900円)です。
■オーダーメイドまくらブランドとオレゴニアンキャンパーが共同開発
「じぶんまくら」とは、寝返りを妨げず、仰向きでも横向きでもぐっすり眠れるように中綿の量・硬さを調整したオーダーメイドまくらのブランド。老舗「タナカふとんサービス」の熟練スタッフが姿勢の計測やカウンセリングを行い、その人にぴったりのまくらに仕上げてくれるというサービスで、これを「オレゴニアンキャンパー」とともにキャンプで扱いやすいよう開発したのが「キャンプまくら」なんですね。
■各ポケットの中綿を自分好みにカスタム
「キャンプまくら」は通販限定。計測はしませんが、「じぶんまくら」同様に各ポケットの中綿をカスタムできます。
「じぶんまくら」より約10cmコンパクトなサイズになっており、「じぶんまくら」が14ポケットなのに対し、「キャンプまくら」は4つのポケット。「じぶんまくら」ほど細かなカスタムはできませんが、簡略化されている分、手に取りやすい価格になっています。
今回試した「キャンプまくら プレミアムモデル」は4ポケット(上層)に弾力メッシュシート(中層)、繊維を直立させた特殊開発のわた(下層)が加わる3層構造です。
両脇のポケットには羽毛のように絡まり合う弾力のいい“粒状パフ”、中央の頭側には0.8dのマイクロファイバーと6d繊維をシリコン加工した“ブレンド綿”、中央の首側には潰れにくいポリエチレンの“パイプ材”が入っています。これら中材の量を調整して自分の首・頭にフィットする枕に仕上げていきます。
使っているうちにだんだん中材はつぶれてくるので、最初に取り除いた中材は保管し(保管用ビニール袋付き!)、へたってきたときに補充しましょう。ちなみにプレミアムモデルの下層(特殊開発のわた)のボリューム調整はできません。
弾力メッシュシートはほどよい反発力をもっています。ぜいたくなボリューム感はプレミアムモデルならでは。
ただしこれだけで10mmの厚みがあるので、人によっては取り外してもいいかもしれません。
横向きになったり仰向けになって中材の量を調整したら、カバーをかけて寝袋のフードに入れます。四角い枕とは違って上面が丸いデザインなので寝袋のフードとフィットしてズレることがありません。
付属の枕カバーは透湿防水素材を使っているので湿気を貯め込みにくいのもポイント。雨続きのフィールドや連泊でも安心です。
まくらが変わると眠れないと嘆く人もいるほど、まくらは睡眠の質を左右します。
「たかがまくらに9900円!? キャンプなら着替えを寝袋の収納袋に入れてまくらがわりにすればいい」と考える人もいますが、自分の体格に合わせてカスタムした「キャンプまくら」なら眠りにつくスピードが早く、すっきり起きられます。
キャンプ未経験の若澤ですからほかのまくらとの違いを比較できず、「キャンプまくら」だから快眠できたかどうかはわかりません。けれども3日間のキャンプロケでは足取り軽く、キビキビ働いていました。
良質な睡眠は、あそびや運転時の疲労をリセットできて、また充実の1日を送れます。運転時の腰当てとしても使えるし、なんなら自宅のまくらをこれに取り替えてもいいわけで。
コンパクト収納はできないので、公共交通機関を利用する旅には持っていけませんが、車中泊やオートキャンプなら大丈夫。肩こり、いびき、キャンプのたびに感じるだるさを感じる人は、「キャンプまくら」を取り入れてはどうでしょう。
<取材・文/大森弘恵 写真/田口陽介 撮影協力/-be- 北軽井沢キャンプフィールド>
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- Original:https://www.goodspress.jp/reports/489788/
- Source:&GP
- Author:&GP