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潰されても潰されてもボタンを押せばムクムク立ち上がる「線人間」がなんだか愛おしいんです

電子工作などテクノロジー系を中心としたDIY展示会「Maker Faire」。今年開かれた「Maker Faire Tokyo 2022」で話題を呼んだブースのひとつが、ロボティクスベンチャー企業のユカイ工学のブース。同社はコミュニケーションロボット「BOCCO」や、しっぽのついたクッション型セラピーロボット「Qoobo」、やみつき体感ロボット「甘噛みハムハム」、脳波で動く猫耳「necomimi」などの開発で知られています。

そのブースで展示されていたプロダクトのひとつが「ムクムクうごく線人間」。スイッチを押し続けると線人間がムクムクと動いて何度も立ち上がるというオブジェ。そんな謎のアイテム「ムクムクうごく「線人間」」(4950円~ 11月21日現在)が、クラウドファンディングサイトCAMPFIREで予約販売を受付中です。

遊び方はシンプル。「線人間」をグニャッとつぶして打ちのめしたら、スイッチをポチッとな。押し続けているとムクムクと立ち直っていきます。何度押しつぶされても、けなげに立ち上がる「線人間」の様子は、ユーモラスながらも元気をもらえること間違いなし!

このオブジェは形状記憶合金の加工・販売を行う吉見製作所とユカイ工学のコラボレーションによって生まれました。形状記憶合金は熱や電流をかけると記憶させた形状に戻る性質を持つ合金で、その技術は釣り用具や女性下着、カメラのピント調整などさまざまな用途に用いられています。

本体には単4電池3本を使用(別売り)。スイッチを押すことで形状記憶合金である「線人間」に電流が流れ、立ち上がった形状に戻る仕組みです。今回の製品化にあたっては、安全性を考慮し、線同士が絡まった時にショートして熱くなりすぎないよう、安全回路が組み込まれています。

なお、別途「線人間デザイン券」も5つ限定で発売(20万円)。これは形状記憶合金の形をカスタムアレンジできる権利で、企業ロゴなどオリジナルデザインをすり合わせしながら3セット作成できるというものです。

>> CAMPFIRE

<文/&GP>

 

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