Financial Timesが、キャリアの思惑とは異なり、ユーザーは5Gの広告などに興味を示さなくなっていると報じました。
5G対応の有無で機種選択するユーザーが減少
Canalysの調査では、5G対応スマホの需要が減退しており、2022年第2四半期(4月〜6月)の出荷台数が減少に転じたとのことです。
その理由についてCanalysのアナリストは、「5G対応よりも、ユーザーはバッテリー駆動時間、カメラやシステム・オン・チップ(SoC)の性能、ストレージ容量など使い勝手を重視してスマホを選ぶようになってきている」と分析しています。
また、一般的な使い方では5Gの通信速度を必要とせず、4Gで十分とアナリストは指摘しています。
iPhone14とiPhone Xに大きな違いはない?
Omdiaのアナリストは更に辛辣で、スマホが急速に普及した2010年代初頭と比べてモデルチェンジによる機能向上は停滞しており、「5年前に買ったスマホと現在販売中のスマホを比べても、ほぼ同じ」と述べています。
iPhoneの場合、2022年モデルはiPhone14シリーズで、5年前の2017年モデルはiPhone Xでした。
Source:Financial Times via iMore
Photo:Apple
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-506080/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania