現地時間11月24日未明、英タブロイド紙Daily Starが、Appleがサッカーのイングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッドを約70億ドル（約1兆円）で買収することに興味を示していると報じました。しかし、この報道は誤りで、同社は現在、マンチェスター・ユナイテッドの買収を計画していないことが、状況を直接知る関係者の話で明らかとなりました。
関係者が買収を否定
マンチェスター・ユナイテッドは2005年以来、米国のグレイザー家が株式の過半数を保有しています。同クラブは火曜日に、取締役会がクラブの売却を含め「戦略的選択肢を検討する」予定であることを明らかにしました。このニュースは、マンチェスター・ユナイテッドが、スター選手であるクリスティアーノ・ロナウドが同クラブを去ることを公表した同日に発表されています。
Appleはスポーツコンテンツに注力
Appleにマンチェスター・ユナイテッドを買収する予定はありませんが、同社はスポーツコンテンツに力を注いでいます。Appleは米メジャーリーグ（MLB）と提携し、2022年のレギュラーシーズン中に毎週、ダブルヘッダーと試合前後のライブショーを配信する「フライデーナイトベースボール（Friday Night Baseball）」をApple TV+で放映しています。なお、今後10年間はMLBの試合を独占配信する予定です。
また、Appleは来シーズンからの全米プロフットボールリーグ（NFL）の放送パッケージ「サンデーチケット」の配信権を獲得する最有力候補だと報じられています。
Source:Daily Star via MacRumors
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