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iPad(第10世代)の中身はiPad Air(第4世代)そっくり〜分解レポート

iPad Air 4 10
 
iFixitが、iPad(第10世代)の分解レポートを公開しました。iPad(第10世代)の中身はiPad Air(第4世代)にそっくりですが、各部で改悪が行われていると、iFixitは述べています。

スピーカーやバッテリーなど同じ部品を使用

iFixitがiPad(第10世代)を分解した結果、中身はiPad Air(第4世代)とほぼ同じなのが確認されました。
 

 
iFixitによれば、iPad(第10世代)にはフルラミネーションディスプレイが搭載されていませんが、スピーカー、Touch ID内蔵電源ボタン、搭載されるバッテリーは容量までiPad Air(第4世代)と同じものが使用されているとのことです。
 

 
それ以外の両モデルの違いとして、iPad(第10世代)のフロントカメラは1,200万画素で、iPad Air(第4世代)の700万画素から向上、搭載位置がディスプレイ上部から右側に移動しています。
 

iPad Air(第4世代)を推奨

iPad Air(第4世代)ではApple Pencil(第2世代)用の充電端子が搭載される位置にフロントカメラが移動したことで、iPad(第10世代)をApple Pencil(第2世代)に対応させるのが困難になったのかもしれないと、iFixitは推察しています。
 

 
ただし、iPad(第10世代)用Magic Keyboard Folioを開発しているのですから、Apple Pencilの改良版(例えばUSB-C端子対応品)が検討されなかったのは何故なのかと、iFixitは疑問を呈してしています。
 

 
iFixitはiPad(第10世代)について、正面から見て右側に搭載された、ランドスケープモードで使えるフロントカメラが必要でない限り、iPad Air(第4世代)の方が良い選択と評しています。
 

 
 
Source:iFixit
Photo:Apple
(FT729)

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