投資銀行UBSが、AppleはiPhoneのハイエンドモデル(Proシリーズ)の製造をFoxconnにだけ発注しているのを見直し、PegatronとLuxshare Precisionも含めて3社に発注する可能性があると報じました。
出荷台数が1,600万台減少
iPhone14 ProシリーズはFoxconnが独占受注し、同社鄭州工場で製造していますが、昨今の混乱により出荷台数が減少、それに伴いiPhone14シリーズの2022年下半期(7月〜12月)の出荷台数は9,200万台から7,600万台に減少する見通しです。
特に、iPhone14 Proシリーズに対する需要には全く応えられておらず、販売機会損失に繋がる可能性が高くなっています。
この状況に対応するため、AppleはPegatronとLuxshare PrecisionにもiPhone14 Proシリーズの製造を委託したと報じられていました。
Proシリーズの製造が3社体制になる可能性
PegatronとLuxshare PrecisionへのiPhone14 Proシリーズの製造委託が一時的なものではなく恒常的なものになった場合、iPhoneの総製造台数に占めるFoxconnの担当割合は2022年は70%〜75%なのが、2023年に65%〜70%に低下するとUBSは予測しています。
その場合、iPhone15 Proシリーズの製造も量産開始当初から、Foxconn、Pegatron、Luxshare Precisionの3社体制になると考えられます。
Source:経済日報
Photo:Apple Cycle(@theapplecycle)/Twitter
(FT729)
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-507725/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania