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突っ張り棒でプチ空中庭園づくり!「DRAW A LINE」でおしゃれ部屋を目指す

<&GP編集部員が買ってみた!使ってみた!>

観葉植物なんて何がいいんだろう。子どもの頃、母親が育てている植物を見てそう思っていました。でも歳を重ねたいま、思うんです。緑っていいわー、って。

在宅勤務の癒やしに、そして殺風景な部屋のアクセントにグリーンを! そう思い立ち、「シェラカップ苔玉」を作ってみたのが今年の7月。

この時は「小さくても緑があると部屋の雰囲気は変わるんだな」と思い、結構満足できたんですが、その後、郊外の日当たり良すぎる部屋に引っ越しまして。そうなるとむくむく頭をもたげてきたのが緑への欲求。MORE GREEEEEN!

結果、近所のホームセンターで買いも買ったり観葉植物たち。

▲これの倍以上ありまして…。一部はハイドロカルチャー化

当初はリビングの棚の上に並べていたんですが、週末ごとに増えていく草に、棚の上は雑草地帯に。日当たりがさほど必要ないものならこれでもいいんですが、ある程度、日を当ててやったほうがいいものもあり、置き場所に困り始めました。

▲窓の前に置いたりしてました

その時思い出したのが、以前取材で訪れたインテリアスタイリストさんの自宅。小さなウッドデッキがあり、そこの柱にいろいろ植物を飾っていたんです。

「段差を出して配置することで、自然な雰囲気を作れますよ」

そうか、立体的に置けばいいのか!

そこでピンと来たのが、賃貸物件の強い味方“突っ張り棒”。これを上手く使えば観葉植物をいい感じに立体的に置けるんじゃないかって。

調べてみると、やっぱりあるんですよねー。それが、2×4(ツーバイフォー)材を突っ張り棒化できる「ラブリコ」を手掛ける平安伸銅工業の「DRAW A LINE(ドローアライン)」。もうね、公式サイトにも観葉植物を置いためっちゃおしゃれな使用例が載ってました。

これ使えば、我が家もおしゃれになるんじゃね?

 

■粉体塗装がいい感じ!

いろいろラインナップがあるんですが、基本は突っ張り棒。縦用と横用の棒があり、購入したのは縦の「003 Tension Rod C」(6820円)。カラバリは白と黒の2色で、黒を選びました。

▲3つに分かれていて取付寸法は200~275cm

そしてこの「DRAW A LINE」シリーズ、最大の特徴は鉄に粉体塗装を施した素材にあります(あえて断言)。

さらにネジパーツには真鍮が使われています。突っ張り棒のクセに、思わず「ほ~ん」と唸ってしまう価格の理由は、この素材にもあるのではないかと思われます。

そしてこの突っ張り棒にトレイやら棚やらフックやらを付けて自分好みにカスタムしていきます。

▲一緒に購入したのは左から「Table A Black 縦取付」(5610円)、「Tray Black 縦取付」(6820円)、「Hook B Black 縦取付」(2530円)

トレイやテーブルの受け部分、フックにも、突っ張り棒と同じ素材が使われています。正直に言えば、そりゃー高いです。でも今回、設置場所として考えていたのはリビングの窓の前。しかもド真ん中。常に目にするところに置くのであれば、やっぱり見た目は大事。いかにもプラスチックなモノだとちょっとなぁ…、という思いから「DRAW A LINE」を選んだのですが、やっぱり雰囲気イイわ~。

設置は普通の突っ張り棒と同じです。

最後に床側にある回転パーツを回してグッと押し付ければ完成! あとはトレイやテーブルに鉢や霧吹きを置き、フックにハンギングボールを引っ掛けて、ええ感じにしていきます。

サッシが黒いこともあり違和感なし。また粉体塗装のおかげで陽光でキラッと光っちゃうこともなく、部屋に馴染んでいます。

そしてカーテンは突っ張り棒の外側になるので、直射日光が強い時はレースカーテンを引いて光をやわらげることもできるなど、いいこといっぱい。

引っ掛ける部分がたくさんあるので、そのうちエアプランツ垂らしてやろうかな~とか想像が膨らんだりして、ますます“草活”がはかどりそうです。

この「DRAW A LINE」、他にもさまざまなパーツが用意されていて、コートハンガーにしたり、本を飾ってみたりと使いみちはいろいろ。突っ張り棒って賃貸物件用の隙間収納的なモノばかりだと思っていましたが、インテリアに馴染む、見せる突っ張り棒ってのもあるんですね。おしゃれ部屋になったかどうかはわかりませんが、満足度かなり高めです。

>> 平安伸銅工業「DRAW A LINE」

<文/円道秀和(&GP)>

 

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