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指紋認証範囲の拡大で安全性が25億倍に向上する「OLED 2.0」が3年以内に登場か

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PhoneArenaが、指紋認証範囲の拡大で安全性が25億倍に向上する新しいセンサーを搭載する有機ELディスプレイ、「OLED 2.0」をSamsungが2025年までに発売する可能性があると報じました。

iPhoneへの搭載計画は無いとサプライヤーが発言

PhoneArenaによれば、Samsungは現在、複数の指を使用した指紋認証システムを開発しており、これを次世代OLEDディスプレイである「OLED 2.0」に搭載するとのことです。
 
これに用いられる指紋認証センサーはフランスのISORGのもので、同社の最高経営責任者(CEO)であるディーター・メイ氏は、2025年までに実製品に搭載されると発表しています。
 
ただし、Appleは生体認証システムとしてFace IDの採用を推し進めているため、ISORGの指紋認証センサーがiPhoneに搭載される予定は無いと、メイ氏は述べています。

3つの指紋の同時認証で安全性が25億倍に

Samsungが開発している指紋認証システムは3本の指を同時に使用するもので、1本の指だけを用いる場合と比べて安全性は25億倍に向上すると、PhoneArenaは伝えています。
 
Galaxy Sシリーズの2023年モデルとなるGalaxy S23 Ultraでは、Qualcomm 3D Sonic Maxを搭載することにより2本の指による指紋認証が実現すると噂されていましたが、リークされたディスプレイ保護フィルムから、これまで通り1本の指にしか対応しないとみられています。
 
 
Source:PhoneArena via GizChina
Photo:EverythingApplePro EAP/YouTube
(FT729)

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